大学教育に対する公的支援は貧弱である

2014/10/08 Wed (No.1425)

 それでは、大学教育(高等専門教育)に対する日本の公的支援は、諸外国と比べてどのような状態にあるのでしょうか。今年9月に、OECDから「Education at a Glance 2014」が公表されています。下のグラフをご覧ください。(出典 Relationship between average tuition fees charged by public institutions and proportion of students who benefit from public loans and /or scholarships/grants in tertiary-type A education (2011), Education at a Glance 2014 )

授業料

 このグラフは、縦軸に購買力平価を考慮した1年間の公立大学の学費(米ドル)、横軸に公的な教育ローン・奨学金・給付奨学金を受給している学生の割合を示しています。矢印は1995年と比較したときの動きです。日本の学費は、非常に高額で、また公的支援が少ないことが一目瞭然です。イギリス(とオランダ)を除くヨーロッパ諸国では、学費は日本の1/4以下であることがお分かりいただけると思います。また、このグラフの注記3には日本の学費は、国公立大学のものであり、実際には2/3を越える学生が私立大学等に進学している旨が書かれてあります。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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