小学校教員採用数は7年後には半減

2014/10/01 Wed (No.1421)

 先日、教員の大量採用が続いてきたとお話ししましたが、この話には続きがあります。この採用状況がいつまで続くのかという問題です。今後どう推移していくのでしょう。先日お見せしたグラフには続きがあるのです。広島大学大学院の山崎教授の推計によると、退職教員が既に都市部で減り始める一方、公立小中学生も今の970万人から、2025年度には820万人へと少子化がさらに進んでいくため、近々教員採用数が減少していくというのです。

 全国的にみると小学校教員の採用数は2018年、中学校教員の採用数は2012年をピークに減少していくと予測されます。2018年というとあと4年後、すなわち現在の高校生が大学を卒業するころには、小学校教員の採用は減少に転ずるのです。(出典 「朝日新聞」9月14日 朝刊)

採用減少

 この減少を地域別にみると、関東圏と近畿圏でとくに著しい動きがあります。下のグラフをご覧ください。(出典 「朝日新聞」 9月17日朝刊)

地区別小学校教員

 近畿圏では、現在高校1年生の生徒が、大学を卒業する7年後には、小学校教員の採用は半減しているのです。小学校教員を志す高校生のみなさんは、大学に入学してからも、心して勉学に励んでください。
関連記事

コメント

Secret



プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示