放送部

2014/03/01 Sat (No.1380)

 高校では、卒業式のシーズンです。わたしの高校の卒業式では、式に使う音響機器の設定と操作は放送部の仕事です。わたしは、放送部の顧問なので、この卒業式が定年前の最後の仕事となります。

 大阪の公立高校のすべてに放送部があるわけではありません。また放送部の全国的活動としては、NHK杯全国高校放送コンテストがありますが、それに参加する高校はもっと限られてきます。かつて一度だけ放送コンテストに参加したことがありますが、その結果は惨憺たるもので、それ以来、生徒のリクエストにこたえて昼食時に音楽を流すという、よくあるパターンの活動をつづけています。

 しかし、放送部の仕事で学校にとって一番重要なのは、生徒行事でいえば新入生歓迎会や文化祭、体育祭での音響機器の設営と運営、学校行事でいえば卒業式や入学式での音響機器の設営と操作でしょう。ワイヤーマイクが8本、ワイヤレスマイクが3本、ピンマイクが4本、集音マイクが4本、マルチケーブル2セット、3台のミキサー、2台のパワーアンプ、4台のメインスピーカと2台のモニタースピーカなどの機器が放送室の中に所狭しと詰め込まれています。それをそれぞれの行事に合わせて、設営するのです。文化祭では、体育館と中庭で舞台を作るので、設営と撤収はとくに大変です。

 今年も、卒業式の音響機器の設営をしました。ところが部員のほとんどが3年生なので、機器の設営・撤収に参加することができず、他のクラブのメンバーにも手伝ってもらって設営や撤収をおこなわざるを得ない状況となりました。

 放送部は地味なクラブです。ですが、部員がいなくなれば、わたしの高校の場合、行事の自主的な運営ができなくなります。高校に合格した新入生飲みなさん、ぜひ自分にあったクラブを見つけて入部してください。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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