若い先生への期待

2014/01/13 Mon (No.1331)

 2013年度は何人かの若い先生方が、希望して進路指導部に来てくださいました。わたしも進路指導部長としての最後の年なので、できるだけ多くの仕事を覚えていってほしいと思っていました。しかし、今、校務の継承にあまり自信がありません。

 若い先生は担任を持っています。担任を持っていると、どうしてもクラスや学年の仕事のほうが中心になり、進路指導室にいる時間が少なくなります。先生方は、意欲もあり、進路での分担された仕事に一生懸命取り組んでくださいます。しかし、やはり経験が少ないので、ぎこちない感じがします。そこをうまく教えることができなかった。

 進路指導の仕事は、職人技のようなところがあって、そのノウハウはベテランの仕事を見ながら覚えていくところが多くあります。若いころは、放課後進路指導室でベテランの先生が生徒の相談に答えている姿を見ながら、そして一緒に資料を整理したり、面接練習をしたり、統計データを作成しながら、また雑談の中から、少しずつ進路指導の仕方を覚えていったものです。

 ところが現在では、放課後に進路指導室に来られる先生がほとんどいません。放課後も職員室で自分の仕事に精一杯のように思えます。本当に教師の余裕がなくなっています。 わたし自身では、若い人たちを思うように育てられなかったという悔いは残りますが、案外、若い人たちはしたたかで、十分自分たちだけでもやっていける力を、すでに身につけているのかもしれません。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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