赤本60年

2013/11/22 Fri (No.1279)

 朝礼の前、昼休み、そして放課後と『赤本』を借りに来る生徒が増えてきました。進路指導室には、新旧取り混ぜて多くの赤本が置いてあります。人気の大学のものは、複数冊用意してあっても、貸し出し中の場合が多いです。大学によって、過去2年分の問題であったり、過去3年分の問題であったりします。学部別・教科別に分かれていたり、入試方式別に分かれていたりもします。

 昨日の朝日新聞夕刊に、「赤本60年」という記事が載っていました。1954年度に、京大、大阪市大、神戸大、同志社大、立命館大の5大学、3冊の過去問から出版が始まり、来年で創刊60年を迎えます。1970年度にすべての本の表紙を「柿色」に変更し、そこから『赤本』と呼ばれるようになったとのことです。

 この『赤本』も97年に、発行冊数のピークを迎えたのち、発行冊数や販売部数が減少しています。『赤本』を買わなくても過去問に触れる機会が増えたのです。確かに、インターネットで過去問を検索できたり、大学が独自で過去問を配布したりしています。とはいえ、解説のていねいさも含めて考えると、わたしは、まだまだ『赤本』の価値は大きいと思っています。大学でもらえる過去問を持っている生徒が、『赤本』を借りに来たりしています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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