伊賀越道中双六

2013/11/17 Sun (No.1273)

 先日、国立文楽劇場で、『伊賀越道中双六』を観てきました。ふだんは「沼津」や「岡崎」の段だけが「みとり」で上演されることが多いのですが、今回は通し狂言です。『仮名手本忠臣蔵』や『菅原伝授手習鑑』と比べると地味な場面の多い『伊賀越道中双六』ですので、あまり「通し」で行われることはありません。大阪では21年ぶりの公演とのことです。

 伊賀越道中双六は、1634年11月伊賀上野の鍵屋の辻において、渡辺数馬が荒木又右衛門の助太刀で河合又五郎を打ち取った出来事を題材にしています。もちろん脚本はいろいろなフィクションを取り混ぜ、それぞれの段で独立して鑑賞できるようになっています。 

 わたしは、第1部を観ました。休憩をはさんで、午前10時30分から午後4時までの長丁場です。話の本筋とは離れますが、もちろん見どころは「沼津」です。「沼津」だけで1時間半の上演です。話の筋は書きませんが、敵同士に分かれた親子の葛藤と愛情を描いた作品です。幕見券もあります。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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