大阪府教員の給与

2013/10/28 Mon (No.1252)

 大阪の教員の置かれている経済的基盤も脆弱です。他の都道府県と比べて、明らかな差がついています。下のグラフをご覧ください。都道府県別に、公立中学校の専任教員の平均給料月額を降順に並べたものです。(出典 「学校教員統計調査 平成22年度」文部科学省)。また一番右の欄は、今年10月に改正された都道府県別の最低賃金の額です。(出典 「地域別最低賃金の全国一覧」厚生労働省)

中学給与

 最低賃金は、その都道府県の物価を反映しています。大阪府は、最低賃金では東京、神奈川についで全国で3番目に高いのに、公立中学の教師の給与は下から数えて5番目です。物価を考慮した実質的な賃金は全国最低レベルだということがわかるでしょう。教師になろうとする優秀な人材が、他の都道府県に逃げていくのも道理です。優秀な教師を集めようと思えば、良い経済的待遇も必要です。大阪府の中学教員の給与は、隣接の京都府や兵庫県と比べても生涯賃金で1000万円の差があります。
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コメント

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Re:大阪の近未来かも

ためいきさん、ありがとうございます。
「株式会社化する国家 奪われる私たちの選択」、読んでみようと思います。

大阪の近未来かも

堤未果さんの新しい記事を紹介されているサイトがありましたので、ご紹介します。「株式会社化する国家 奪われる私たちの選択」「世界」2013年11月号の記事です。http://blog.goo.ne.jp/humon007


大阪の、そして日本の近未来ですね。


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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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