橋本関雪展

2013/10/16 Wed (No.1238)

 3連休の一日、兵庫県立美術館で開催されている橋本関雪展に行ってきました。橋本関雪は20世紀初めに活躍した日本画家で、中国の古典に依拠する多くの作品を、西欧的な筆致を交えながら、近代的な感覚で描いています。人物描写からは、その人物の心情まで伝わってきます。また、動物画にも優れたものが多くあります。

 六曲一双の屏風絵のものに見ごたえのあるものが多く、たとえば「木蘭」と題された屏風絵の左隻に描かれている木蘭は、清楚な中にも香り立つものを感じます。二曲一隻の屏風絵ですが、「失意」と題された杜甫と李亀年の再会の場面では、李亀年のため息が聞こえてきそうです。

 橋本関雪は京都銀閣寺の近くに白沙村荘を造営し、そこで多くの作品を生み出しています。わたしは大学時代のひと時、白沙村荘のすぐ近くに住んでおり、そこで催される展覧会の案内も多く受け取りながら、当時は関心がなく、一度も足を運ばなかったことを現在では残念に思っています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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