40人学級

2013/09/02 Mon (No.1193)

 実際に生徒を教えている立場からすると、せめて最大でも6クラス規模にしないと、学年の生徒の顔が見えてきません。府教委は2018年度までに中学卒業生6千人の減少に対して、7校の高校減を考えていると、一昨日の朝日新聞の記事に載っていましたが、公私比率を7:3として、一学級40人定員としても、6千人で約100学級の学級減が可能です。もし学級規模が40人で固定されざるをえないのであれば、学校減ではなく、高校あたりの学級減で生徒数減少に対応するほうが、生徒の教育環境にとっては、有意義なことだと考えます。

 さらに述べるならば、本当は学級規模をもっと小さなものにする必要があります。あなたが保護者だとして、40人の多感な同い年の子どもを持った父親であったり、母親であったりする状態を想像できますか。40人学級は他の先進国と比較してクラスあたりの生徒数が多すぎるのです。たとえばドイツやフランスでは1クラス20人台が標準です。

 教科指導でも40人学級では生徒一人ひとりへの対応が難しくなるのに、クラスの中にいじめがあったり、問題行動を起こす生徒がいたりすると担任は、その問題につきっきりになり、他の生徒に十分な配慮ができなくなります。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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