保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の採用試験

2013/08/20 Tue (No.1179)

 常磐会学園大学から「教育・保育の仕事を目指す高校生に対する進路指導ガイドブック」というリーフレットが送られてきました。この中に、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの資格についての違いが簡潔に述べられているので紹介したいと思います。

 保育所の所轄は厚生労働省、幼稚園と小学校は文部科学省なのはご存じだと思います。

 保育士の資格は、大学・短大などで必要単位を修得するか、学校に行かなくても合格率10数%の保育士試験に合格するかすれば、取得できます。幼稚園教諭と小学校教諭は短期大学で必要単位を修得すれば二種免許、大学で必要単位を修得すれば一種免許、さらに、専攻科か大学院で必要科目を修得すれば専修免許が与えられます。

 就職難易度については、公立の施設・学校と私立の施設・学校とでは、難易度が異なります。公立保育所は、競争率が数倍から数十倍となります。これに対して私立保育所は、保育所数、乳幼児数の増加もあり、比較的採用されやすくなっています。

 公立幼稚園が最も難しく、競争率は十倍から数十倍となります。幼稚園教諭免許以外に保育士資格や小学校教諭免許を求める教育委員会もあります。私立幼稚園は、比較的採用されやすい状況ですが、大学卒業生を採用するところも多くなっています。

 小学校の99%は公立です。都道府県や政令指定都市が実施する教員採用試験に合格する必要がありますが、団塊世代の大量退職の時代以降、競争率は4倍台となっています。平成24年度実施の採用試験では、大阪府3.0倍、大阪市4.2倍、堺市3.9倍、奈良県3.7倍、京都市4.7倍、神戸市4.7倍となっています。まだ50代後半の教諭が多い状態が続いているので、今後もしばらくの間は比較的採用されやすい状態が続くと思われます。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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