進路の仕事

2013/07/18 Thu (No.1146)

 明日で1学期も終わります。今年は、進路指導部にも何人かの若い教師を迎え入れることができました。いずれもはじめて進路指導を担当する先生方です。そして、非常に熱心な先生です。校務を継承するためには、若い先生たちにいろいろなことを覚えてもらう必要があります。

 はたしてうまくいっているのか、現在のところあまり自信がありません。進路指導はある意味、職人技で、先輩の教師の仕事を身近に見聞きして、そのスキルを盗み取っていく必要があります。ところが、若い先生たちが進路指導室にいる時間が極めて少ないのです。クラスの仕事やクラブ、授業の準備など忙しいのもよくわかります。いつも夜遅くまで働いているのも知っています。しかし、進路指導の立場からのみ言えば、もっと貪欲に進路にかかわってほしいと思ってしまいます。放課後、生徒たちがどのような相談に来るのか、今の時期、生徒たちは進路に何を求めているのか、進路指導室にいなければ見えないものがたくさんあります。進路の仕事も、求めなければ見えません。受身であれば、多くのことを見過ごしてしまいます。そのため「之を如何せん、之を如何せんと曰わざる者は、吾之を如何ともすることなきのみ」と思うこともあります。非常に多忙で、進路指導以外のことで「之を如何せん」と思うことが多すぎるのは否めませんが。

 かつては、担任を持っていても、進路指導室に常駐する先生が多かったです。進路の先生は進路指導室にいるといって、生徒は進路指導室を訪ねてきました。そうして、進路指導室で、若い先生も先輩の姿を見て、進路の仕事を覚えていったのです。

 現在では、仕事が本当に忙しく、昔のようにはいかなくなっています。どのようにすれば、校務の継承がうまくいくのか、わたしにとっても、難しい問題です。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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