指定校推薦入試に逃げないで

2010/10/10 Sun (No.111)

 先日、他校の進路指導の先生と話す機会があって、指定校推薦のことが話題になりました。その学校でも40名くらいの生徒が指定校推薦で出願するとのことです。「最近は、一般入試でも十分合格できる生徒が、指定校推薦に応募してしまい、最後までがんばって国公立を受けようとする生徒が減ってきている」とおっしゃっていました。

 定期試験ではよい成績を取れるが、実力試験では成績がふるわない生徒は確かにいます。そのような生徒が指定校推薦に応募するのは、意味のあることです。しかし、どの学校でも、実力もあり、定期試験でもよい成績を残せる生徒が、指定校推薦に応募するようになりました。

 本当に自分の行きたい大学の行きたい学部があれば、指定校推薦を利用するのも一法ですが、たいていの生徒はどこかで妥協して、大学・学部を選んでしまいます。非常にもったいない話です。生徒本人にとっては、受験勉強の苦しさから逃れたい一心なのだと思います。それも理解できます。しかし、長い人生です。今困難から逃げる生徒は、またいつか困難から逃げる道を選んでしまうかもしれません。いままでに何千人という生徒を見てきている進路指導の先生のいうことを信じて、もう少しがんばって自分の実力を最大限伸ばす努力をしてほしいと思っています。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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