産近甲龍の難化

2013/06/02 Sun (No.1100)

 先日の高校の進路指導研究会での感触でも、2013年度の入試で産近甲龍クラスの中堅上位大学が難化したことは、中堅から中堅上位の高校の進路指導担当者の一致した見解のようです。

 もともと同志社・立命館・関学に合格するレベルの志願者層は、テストの難易度や倍率にそれほど影響を受けません。国公立大学を第一志望とするものでない限り、それらの私立大学が目標校となっており、あまり受験校の選択に揺らぎがないからです。ですから、難関私立大学への合格者数は、中堅高校・中堅上位高校でも昨年とあまり変わらなかったようです。

 ただセンター試験の得点が低かったため、難関私立大学受験者も中堅上位私立大学へも出願し、それにくわえて「人口ボーナス」の増加分が中堅上位大学から中堅大学を受験したため、倍率だけでなく難易度も上昇しました。進路研究会の報告でも、関大を含めて産近甲龍の合格者が減少した中堅高校が多くありました。

 とはいえ、来年にはこの「人口ボーナス」はありません。2014年度はセンター試験も今年よりは易化するでしょうし、中堅大学の難易度は昨年並みに戻ることと予測します。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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