高卒求人のシステム

2013/05/02 Thu (No.1067)

 5月から就職指導を開始される高校も多いと思います。しかし、就職希望の生徒の中には、高卒求人のシステムを理解していないものもいます。わたしの高校では就職者が少ないため、紙の求人票の枚数は多くありません。その求人票のなかには生徒の希望する職種のないことが多いです。

 就職希望者のなかに求人票の少なさに驚いて、「それでは自分で探す」という生徒がいました。「求人情報誌」や「ハローワーク」で簡単に、職を探せると思っていたのです。たしかに「求人情報誌」には、パートやアルバイトと並んで正社員募集の広告も多く見られます。しかし、それらは「即戦力」が必要なのであって、来年の4月から「正社員」として採用するものではありません。また「ハローワーク」に出かけていって、自分で求職しようとしてもそれは不可能で、高卒求人は学校を通じた「斡旋就職」に限られます。大学生のように企業に直接エントリーして内定を得ることはできないのです。たとえ縁故による就職であっても、高校としては原則として相手の事業所から求人票を送ってもいただけるようにお願いしています。

 ですから高校を卒業して就職したい場合は、高校で「就職登録」をおこない、「就職講習」に参加して9月16日から行われる就職試験に臨むこととなります。紙の求人票が少なくても「高卒求人情報WEBサービス」には全国のさまざまな企業の求人票が載せられています。倍率は高くなりますが、WEB求人のなかには希望する職種が見つかることが多いです。このWEB求人も、高校生の場合、学校で先生の指導のもとでしか見ることはできません。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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