所得連動変換型無利子奨学金

2013/04/23 Tue (No.1058)

 「所得連動変換型無利子奨学金」制度が学生支援機構の奨学金のなかにあります。これは昨年から設けられた制度で、第1種奨学金採用者のなかから、父母の年収が給与所得者の場合300万円以下、給与所得以外の場合は収入から控除額を差し引いた金額が200万円以下のケースに当たる場合に、学生支援機構が「所得連動変換型無利子奨学金」適用の可否を採用候補者に通知するものです。特別な手続きは必要なく条件に適合する奨学生の中から支援機構が指定します。

 この制度が適応される場合は、奨学金の貸与を受けた本人が奨学金の返還に当たって、一定の収入を得るまでの間、奨学金の返還期限が猶予されます。この猶予を受けるためには1年ごとに収入に関する証明書を支援機構に提出して審査を受けることが必要です。またこの制度は第1種奨学金の部分にのみ適用されるもので、併給を受けた第2種奨学金や入学時特別増額貸与奨学金に関する部分には適用されません。ですから第2種奨学金については、収入が少なくとも規定どおり返還していくことが必要となります。
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コメント

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教育にお金がかかり過ぎる国になったような...

奨学金制度が充実していくことは有り難いことですが、昔に比べて国公立大学の授業料の高さには閉口します。私の学生時代は確か授業料は年間10万程度だったような記憶があります。
何でもアメリカのやり方がいいとは思いませんが、ハーバード大学みたいに、親の年収がある一定額以下なら、授業料をタダにする位の太っ腹な制度であってほしいなと思います。
子供を大学まで進学させるまでに貯金が底を尽く家庭が今後右肩上がりに増えて行くように思います。そして子供が就職もできなければ、否就職できてもブラック企業ですぐに退職したりすれば、教育に注ぎ込んだお金を溝に捨てるような人生になってしまいますからね。
韓国も日本に似て教育にお金がかかり過ぎて疲弊しているようですが、子供の成績が悪い場合は一家破産になってしまいそうで何ともやり切れませんね。


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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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