高校生の勉強時間

2013/04/10 Wed (No.1045)

  昨日は「学校とかかわる」という話をしました。上位進学校では学校と積極的にかかわる生徒が相変わらず多数見うけられますが、中堅校では学校とかかわる生徒の数がどんどん減少していっています。たとえばクラブ加入率をみても上位進学校であれば9割以上の生徒がクラブ活動に参加していますが、中堅校になると5割から6割程度に減ってしまいます。

 同様に大学進学についての意識も変化してきました。かつては中堅上位校でも、大学に進学するために上位校と同じくらいの量の勉強をしていました。それが近年では、大学入試がやさしくなり、AO入試や推薦入試などで科目数の負担も減ったため勉強しなくなってきています。「そこそこ勉強してそこそこの大学に入れたらいいや」という考えで家庭学習の時間がどんどん短くなっています。

 この傾向は中堅上位校に典型的に見られるもので、偏差値50~55の高校の生徒の勉強量が急激に減少したのです。下のグラフをご覧ください。(出典 「平日の平均家庭学習時間」ベネッセ教育研究開発センター http://benesse.jp/berd/center/open/report/kou_databook/2013/pdf/P34-51.pdf)

勉強時間

 このグラフは2006年までのものですが、現在の高校生の勉強時間はもっと短くなっています。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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