進級に必要な修得単位数

2020/03/15 Sun (No.1694)

 進級するためには規定の出席時数だけではなく、規定の学習成績を修めることも必要です。学年制をとる高校では、1年間に修得しなければならない単位数が各高校の教務内規で決まっており、規定の単位数を修得しないと次の学年に進級できず原級留置(留年)となります。

 高校によって進級に必要な単位数は異なりますが、大体3科目から4科目、単位数で10単位から12単位程度を落とすと留年となります。この場合、修得できた科目も含めて、もう一度同じ学年ですべての授業を受ける必要があります。

 修得できなかった単位数が上記の範囲内であれば、仮進級となり次の学年に進級することができます。この場合は進級した学年で追考査を受けることができ、これに合格すれば落とした単位の修得は追認定されます。だいたい夏休みに補講と追考査が行われます。
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高校で進級するための前提条件

2020/03/14 Sat (No.1693)

 学年制の高校で進級するためには、①その年度の欠席が出席を要する日数の三分の一を越えないこと、②その年度の必履修科目をすべて履修していること、この2つが前提条件です。

 出席を要する日数とは授業日数から出席停止や忌引きの日数を引いたもので、出席停止や忌引きがなければ、1.2年ではだいたい188日程度、3年で175日程度となります。

 必履修科目とは学習指導要領によって定められており、例えば、国語科では国語総合、保健体育科では、保健も体育も必履修科目です。科目の履修に関して、1単位につき11.7時間を超える欠課時数があると履修が認められません。逆にいえば1単位科目で11時間、2単位科目で23時間以内の欠時数であれば、履修が認めらけれます。

 以上の2つが進級の前提条件ですが、これ以外に修得単位数に関しても規定があります。
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今年は終業式はありませんが…

2020/03/13 Fri (No.1692)

 今年は終業式がありませんが、それぞれのクラスで通知表が配布されます。高校には、留年制度があり、留年した生徒はみんなと一緒に通知表を受け取ることはできません。

 各高校で進級判定会議があり、すべての生徒について進級か原級留置(留年)かを審議します。昔は教員によって実質的な審議が行われたのですが、今は教務が原案を作成し、学年主任が説明したのち、最終的には校長の決裁となります。留年かどうかはその会議で決まります。ではどんな場合に留年となるのでしょうか。

 今日はまず、進級の判断の基礎となる履修と修得についてお話しします。履修というのは、その科目の授業を「必要な時間以上受けたか」どうかで、修得というのは、その科目の授業を履修したのち、「必要な成績を得られたか」どうかということです。 履修は出席状況を、修得は学習成績を意味します。出席時数が足らず履修できなかった科目は、いくら定期テストの成績が良くても修得を認められません。

 具体的なケースについては明日お話ししようと思います。
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大阪府立高校一般選抜入試日

2020/03/11 Wed (No.1691)

 今日、大阪府立高校一般選抜入試が行われました。受験教室が分散していることとみんながマスクを着用していることを除いては、受験風景は例年とそれほど変わりません。一時間目は緊張した面持ちの受験生も昼食を食べるころになると、少しなごやかになります。9時から3時までの試験ですが、受験生が帰った後、教室を元通りにして、採点の準備が始まります。

 そしていよいよ明日からは採点です。まず、厳格な採点基準を作成します。採点にあたっては、採点用紙と答案用紙とを使用して二重のチェックを行います。そして幾度も点検し照合します。保護者の方が受験したころと比べて、格段に厳格な採点が行われています。ですから合格発表までに時間がかかるのです。合格発表は、3月19日におこなわれます。 
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明日はいよいよ一般選抜の試験日です

2020/03/10 Tue (No.1690)

 明日はいよいよ大阪府立高校一般選抜の入試日です。今年は、コロナウイルスに振り回されましたが、予定通り入試を実施する運びとなりました。まずは一安心です。

 志願者が気持ちよく受験できるように会場整備も行いました。落書きを消したり、机にがたつきがないか点検したり、照明や放送の具合を点検します。試験を実施するにあたっては、受験生に対する指示、板書することがら、試験監督の方法など細かいマニュアルがあり、すべての受験生に対して公平になるようになっています。

 それでは、受験生の皆さんが自分の実力をいかんなく発揮できることを祈っています。
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3月の府立高校の登校日

2020/03/09 Mon (No.1687)

 2月28日の大阪教育庁からの通知を受けて、3月2日から府立高校は一斉休校となりましたが、それぞれの高校で独自に登校日を設ける動きがでてきています。3月に生徒が一日も登校できないとすれば、新学年に向けての準備がほとんどできなくなるからです。

 多くの高校で先週の後半で学年末テストを返却しています。そして3月第3週から第4週の間で、通知表を配布したり、教科書を販売したりします。それぞれの高校で日程は異なり、またクラス別に登校時間をずらしたり、出席番号別に登校時間をずらしたりしています。

 生徒の皆さんも、クラブ活動ができなかったり、春期講習に参加できなかったりと不便なことだと思います。でも必ず春はやってきます。新しいクラスメートと会える日を楽しみに、今を過ごしていきましょう。
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国公立大学前期日程合格発表

2020/03/08 Sun (No.1689)

 3月6日から国公立大学前期日程の合格発表が行われています。今年は、コロナウイルスの影響で、掲示板での掲示ではなく、ホームページでの発表や合格者への郵送の形式をとっています。関西では 教育系統の大学の発表が最も早く、3月6日から発表が行われています。大阪府立大や市立大は3月9日、京都大は3月10日、大阪大は3月9日、神戸大は3月8日です。

 生徒が原則として登校できないので、担任への連絡は電話です。わたしの高校では、教育大や公立大を受験する生徒が多いのですが、生徒たちの合格を祈るばかりです。
 
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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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