文理学科への一本化

2017/07/27 Thu (No.1626)

 大阪府の公立高校入試制度は、毎年のようにコロコロ変わることで受験生に混乱を与えていますが、2018年度の入試でもまた変更があります。

 2016年度に、前期・後期入試が廃止され一般入試に一本化されました。それとともにそれまで前期入試では3科目だった入試科目が5科目になりました。また文理学科を持つ高校のうち、北野高校と天王寺高校が文理学科だけの募集となりました。幸いなことに2017年度の入試では、変更点はありませんでした。

 2018年度は、普通科と文理学科を有する大手前高校、高津高校、豊中高校、茨木高校、四条畷高校、生野高校、三国丘高校、岸和田高校のすべての高校で、普通科の募集を停止し文理学科のみの募集となります。2016年度から出願時に第二志望まで認めており、上記の高校に出願する生徒は、第一志望が文理学科の生徒が大半なので、それほど大きな受験生の層の変化はないと考えています。ただ定員ついての発表はまだありませんので、募集人数によっては受験の難易度が変わってくるかもしれません。
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Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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