推薦入試の結果

2016/12/26 Mon (No.1567)

 大学の推薦入試の結果もほとんど出そろい、推薦入試結果一覧の作成にとりかかっています。今年は、コンピュータの得意な若い先生が進路に入ってきたので、入力や集計などの作業を任せることができます。

 ただ、どういった形の資料を作るのかということについては、資料の活用との関係もあり、進路指導の経験が必要です。この年末に一緒に作業をして、年明けには会議やホームページで発表できるようにしたいと思っています。仕事をどんどん次の世代に引き継いでいかなければ、進路指導の仕事は滞ってしまいます。
関連記事

2学期の成績

2016/12/22 Thu (No.1566)

 今日は2学期の終業式です。今年は1月9日が成人の日に当たるので、少し長い冬休みとなります。2学期の成績が確定すると、大学に提出する調査書の3年次の記載は、1.2学期の総合成績となります。そのため新しく調査書を書き換える必要があります。

 一般入試に出願する生徒たちが、調査書発行願をたくさん取りに来ました。この年末か年始には、調査書を発行することになります。いよいよ一般入試の季節となりました。
関連記事

センター試験受験票の配布

2016/12/19 Mon (No.1565)

 先週、期末テストが終わったかと思うと、今週末はもう終業式です。期末テストが終わってすぐ、センター試験の受験票を配布し、説明会をおこないました。受験票はセンター試験の受験時だけではなく、国公立大学の入学手続の時にも必要です。入学手続時に提出したセンター試験の受験票は、大学の入学手続済みのスタンプが押されて返却されることになります。

 配布された受験票の下部には、成績請求票があったと思います。これは、前中後期の国公立大学出願時だけでなく、センター試験を課す国公立大学推薦入試、センター試験利用の私立大学の受験の際に、出願書類に添付するものです。これもなくさないようにしてください。
 
 センター試験利用の私立大学の出願は、独自試験をおこなわない場合は、センター試験の前日が出願締め切りのとなります。また国公立大学の出願は前期・中期・後期とも出願締切日は2月1日ですので、自己採点後速やかに受験校を決定する必要があります。
関連記事

私立高校の受験先

2016/12/16 Fri (No.1564)

 12月も半ばを過ぎ、中学3年生の保護者・生徒と担任の先生との懇談にも熱が入っていることだと思います。この時期は私立高校の受験先を絞っていく時期になります。専願で受験するか併願で受験するかによって当然受験校は異なってきます。

 大阪府の私立高校と中学校の間には信頼関係があり、担任の先生の合意が得られる私立高校を受験する場合、当日大きな失敗をしなければ、かなりの確率で合格することができます。とりあえず、私立高校を固めておいて、そのうえで公立高校にチャレンジするというのが、大阪の高校受験のパターンとなります。

 府立高校の入試制度は毎年のように変わっています。来年の入試でどのような新たな現象が生じるのか、またどのような生徒が入学してくるか、現役の高校教師でも把握できません。受験生たちに混乱がなく、過度な負担をかけない入試であることを祈っています。
関連記事

高校生活もあとわずかとなりました

2016/12/08 Thu (No.1563)

 3年生の期末試験が始まっています。今年もあとわずか。3年生にとっては、この定期考査が終われば、センター試験そして私立大学の一般入試、国公立大学の個別入試と続いていきます。あわただしい日々ですが、高校でクラスメンバーと過ごすのもあとわずかになります。

 教室で試験監督をしていると、高校生活もあと何日、と後ろの黒板に書いてあるクラスがあります。土日を除いた実質的登校日はもうあと30日を切っているのです。中学校時代と比べて高校時代は素早く過ぎていきます。高校1年生の時より高校3年生の時のほうが圧倒的に早く過ぎ去ります。

 大学では、高校ほどクラスに縛られることはありません。このような高密度な生活もあとわずか。受験勉強に頑張るとともに、残されたこの思い出に残る日々を十分楽しんでください。
関連記事

2017年度近畿大学の推薦入試結果から

2016/12/07 Wed (No.1562)

 先日、大阪でTAP主催の「私立大学直前入試動向説明会」があり、参加してきました。関西の中堅大学6校による一般入試に向けた進学説明会です。今日はその中から、近大の話題にしぼってお話ししましょう。

 近畿大学は、一般入試以外にも公募制推薦入試も行っています。偏差値的には関関同立のすぐ下に位置するので、生徒の上位層からも中間層からも受験者を集める大学です。2017年度の入試では、昨年と比べても920人の定員増をおこなっており、関西の私立大学では一番定員規模の大きい大学です。

 近年の入試では、文高理低といわれ、文系学部の人気が高く、理系学部の人気が低くなっていますが、近畿大学の2017年度の推薦入試の志願者数にもそのことが顕著に表れています。2016年度の志願者数と比べて、文系全体で108.2%の志願者で、とくに総合社会学部では、124.1%の志願者となりました。文系では唯一、経営学部の志願者が減少しましたが、説明では昨年の公募制推薦入試の倍率が10倍を超えたため、今年度の推薦入試では出願を控えた傾向があるからだとのことでした。

 これに対して、理系学部では、対前年比で理工学部では93.6%、建築学部では93.0%、薬学部では96.3%、医学部では96.9%と志願者が減少しています。農学部と生物理工学部では、のべ志願者数は増加しているのですが、学部内併願数も多いので、実人数では増加していないとのことです。また2017年は、医学部を除いて定員枠を増大させているので、理系学部では実質的にかなりの易化となると思われます。近畿大学の、理系学部の易化の傾向は、一般入試においても変化しないだろうとの説明がありました。

 関西では、その年の受験傾向は、関西大学や近畿大学の入試に現れます。関西大学は推薦入試を実施していないので、現在のところ、この近畿大学の推薦入試結果が参考になると思われます。

 受験生の皆さん、とくに理系の受験生の皆さん、2017年度の入試はチャンスがあります。妥協せずチャレンジ校を見据えて3月まで頑張ってください。
 
 

関連記事


プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示