年々増加する看護系大学

2015/10/05 Mon (No.1485)

 かつての看護師養成機関は、病院を母体とした看護専門学校が中心でしたが、現在では、看護系の大学の数が急増しています。1990年に看護系の学部・学科を要する大学は11大学でしたが、医療技術短期大学の看護学科が次々と大学に再編されていくことも相まって、2015年には241大学になり、さらに2016年4月には6大学で看護系の学部・学科の設置が予定されています。

 看護系大学の入学者数も、2007年には13200人だったものが2014年には21223人と大幅に増加しています。下のグラフは、ここ5年間の大学・短大・専門学校の入学者数の推移です。大学の入学者数が専門学校の入学者数に近づいているのがわかると思います。(出典『看護・医療・福祉系受験年鑑』旺文社)

看護師養成
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関西私立大学の進路決定率(2015)

2015/10/01 Thu (No.1484)

 景気が少し上向いているのか、2015年3月大学卒業者の就職率は、昨年より良くなっています。昨日、旺文社の『大学の真の実力2016年度用』が届きました。それを用いて、3年前のデータと比較照合してみました。どの大学においても、就職率、進路決定率は上昇しています。とくに産近甲龍の就職率、進路決定率が、関関同立に近づいてきているといえます。次は就職の中身を検討しなければなりません。

 下の表をご覧ください。あわせて2012年10月19日の記事を参照されると比較がよくわかると思います。
関関同立2015

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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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