10月の仕事

2013/09/30 Mon (No.1222)

 明日から大学入試センター試験の出願が始まります。10月11日までが出願の受付日となっています。浪人している人は、自分で出願することが必要ですが、現役生は高校を通じて一括して出願します。

 10月は、進路指導部にとって忙しい月です。センター試験の出願があり、就職では2次募集が始まります。公務員試験もあります。AO入試や公募制推薦入試の時期でもあります。面接練習をしてほしいと進路指導部に来る生徒や赤本を借りに来る生徒も増えてきています。調査書発行カードも大分たまってきました。暇を見つけてもコンピュータ入力をしていこうと思っています。

関連記事

公務員1次試験

2013/09/29 Sun (No.1221)

 高卒程度(事務職)の地方公務員採用試験は、この9月に第1次試験が行なわれています。もうすでに1次試験が終了し、結果発表があった自治体もあります。今日9月29日は、大阪市や堺市の1次試験日です。

 1次試験が教養試験などの能力試験、2次試験が面接などの人物試験である自治体が多いですが、自治体によっては3次試験、4次試験まで受験する必要のあるところもあります。 

 最終試験はどの自治体も面接を中心とする人物試験です。面接は、志望動機ややってみたい仕事、高校時代がんばったこと、高校でのクラブ活動、関心のあるニュース、併願している公務員、公務員就職と民間就職の違い、自己PRなどのほか、自治体のイメージ、ホームページを見て感じたこと、自治体の魅力(豊中市)、苦情が来たときの対処法(池田市)、市のキャラクターをもっと知ってもらうためにはどうすればよいか(和泉市)など自治体に関する質問もあります。
関連記事

就職第2ラウンド

2013/09/28 Sat (No.1220)

 10月になると、就職は第2ラウンドに入ります。1次募集で不合格だった生徒と一緒に、求人票を精査して、指定校求人、WEB求人を含めて、興味のある事業所に募集定員を充足しているかどうか確かめてみます。また、新たに9月から募集から始めた事業所もあります。

 高卒求人情報WEBサービスでみると、NEWとなっているところが、就職試験解禁日以降に新たに募集を始めたところです。現在、大阪ではNEWとなっている事業所が40社あります。これらの事業所ではこれから1次募集をはじめるところですので、興味のある会社があれば、できるだけ職場見学を行なったうえで、応募するとよいと思います。ただしWEB求人なので高倍率であることは、覚悟しなければなりません。どんな場合でも、指定校求人のほうが合格しやすいのにはかわりはありません。

 第1ラウンドで不合格だった人は、できるだけ10月中にもう1社受験し、それでもだめなら、11月5日に行なわれる合同求人説明会で、受験企業を探すこととなります。
関連記事

指定校求人とWEB求人

2013/09/27 Fri (No.1219)

 9月末で就職試験の第1ラウンドはほぼ終了です。ほとんどの事業所が9月末までに就職試験を実施し、10月はじめまでにはその結果が高校に通知されてきます。先日、採用内定第2号が誕生しました。これも指定校求人です。指定校求人の場合は、倍率は基本的に3倍までとなっていますが、現実にはもっと倍率の高い求人も多く、今回も5倍程度になっていたので少し心配していました。

 試験のあと受験報告を就職担当の先生と一緒に聞いていたのですが、面接はうまくいったそうですが、学科試験と適性検査があまりうまくいかなかったとの報告でした。それでも合格してくれました。本当によくがんばってくれました。

 WEB求人は、もっと困難です。倍率が何倍になるかは、受験してみるまでは分からず、全国から受験することができるので、どんな受験生と競い合うのか事前には情報がありません。人気の事業所だと倍率が10倍、20倍は当たり前となります。
関連記事

面接試験対策講習会

2013/09/26 Thu (No.1218)

 AO入試、指定校推薦入試、公募制推薦入試には、面接試験がつきものです。先日、面接試験対策講習会を行なったところ、60名を越える生徒の参加がありました。はじめに、面接試験のDVDを流して、面接試験がどのように行なわれるかを見てもらいます。そして、面接試験のノウハウについてのプリントの説明、そののち、模擬面接です。

 模擬面接の生徒役は、進路指導部で一番若い先生に務めてもらいました。そこで見本を示したのち、生徒を指名してもう一度模擬面接です。指名された生徒は、この会場に来てからの準備しかできていません。それでも精一杯答えようとする態度は非常に好感が持てました。

 最初に生徒役を務めてくれた先生でも、あとで聞くと、「めっちゃ緊張した」といっていたのですから、本番での受験生の緊張は察して余りあるものがあります。聞かれる質問はそれほど多くありません。「この大学・学部を志望する理由は何ですか」「入学したらどんなことをしてみたいですか」「この大学で学んだことを将来どう活かしますか」「高校時代がんばったことは何ですか」「高校時代一番印象に残っていることは」「最近のニュースで印象に残ることは何ですか」「自己PRをしてください」などが質問の中心となります。暗記してはいけません。暗記してしまうと、予想外の質問がされたとき、答えられなくなります。

 面接試験は練習が大切です。まずは、鏡を前にしてシャドゥトレーニング、そして友達同士で質問しあう、お父さんやお母さんに面接官になってもらう、担任の先生や進路の先生に面接官になってもらう、徐々にレベルを上げて何度も練習すると、面接は見違えるほど上手になります。
関連記事

大学入試センター試験受験票等

2013/09/25 Wed (No.1217)

 大学入試センター試験の受験票などは12月16日までに到着することになっています。今日大学入試センターから受験票等の見本が届いたのでお見せします。

受験票


 真ん中から下にある「推薦」とか「AO」とか「前」というのは、それぞれ国公立大学の「推薦」入試、「AO」入試、「前期」入試の際に切り取って出願書類に添付することになります。
関連記事

教頭のモチベーション

2013/09/24 Tue (No.1216)

 民間人校長の大量採用を受けて、大阪市の教頭たちのモチベーションは下がっています。大阪市の民間人校長枠は、昨日述べたように35人、そこに143人が応募しています。それに比べて、教頭にとって、校長枠は狭き門です。34人の内部校長枠に345人の教頭が応募しています。

 学校経営の要である教頭の仕事は多忙を極めます。いずれは校長にという思いで我慢しています。にもかかわらず、校長になれない可能性が高いのです。(出典 朝日新聞 9月20日夕刊)

 30代、40代の教員であれば、やがては、教頭にそして校長にと、考える先生も多いでしょう。中堅の働き盛りの教員のモチベーションもしぼんでいくのかもしれません。
関連記事


プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

ブログ内検索
カテゴリ
今まで訪問された方
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示