大学受験の人口ボーナス

2013/05/31 Fri (No.1098)

 代々木ゼミナールの第1回大学入試研究会に参加してきました。今年は18歳人口が3%増加し、大学にとって「人口ボーナス」があったことは以前にも述べました。ところでこの増加分はどこに出願したのか、代々木ゼミナールの資料を参考にして考えてみましょう。

 2013年度のセンター試験では「国語」と「数学1」が大きく難化しました。その結果昨年と比べて5教科7科目型の受験で約38点の平均点ダウンが起こりました。問題の難易の影響を受けにくい800点以上の高得点層においても、今回の難化の影響を受けその人数が減少しています。その結果国公立大学では全体として1%の出願者減となっています。近畿の国公立大学では、京都工繊大や和歌山大で志願者を大きく伸ばしたほかは志願者減となったところが多いです。

 それでは私立大学はどうでしょうか。東京の私立大学の早慶上智MARCHはおおむね志願者数は横ばいです。関西では、関大は志願者を増やしましたが、関学・同志社・立命館では横ばいか少し減少しています。ところが関関同立に続く産近甲龍で志願者が増加しています。とくに京都産大の前年比125、近大の前年比123が目立ちます。それ以上に志願者増が顕著だったのは、京都橘の138、追手門学院の140、大経大の119、関西外大の140などです。18歳人口の増加分は、どうやら中堅私大を受験しているように思います。
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1メートルの書類

2013/05/30 Thu (No.1097)

 今日は学校にいることができたので、留守にしている間にたまっていた資料の整理を行ないました。高さにして1メートルくらいの書類の山です。開封しては、中身を確認して、ほとんどはゴミ箱へ廃棄されます。今は、学校案内と指定校推薦依頼状と進学説明会案内が同時に送られてくる時期となります。学校案内はそれぞれの学校の専用ケースへ、指定校推薦依頼状は大学・短大・専門学校別にダンボールのなかに、そして進学説明会は一覧表にしてどの説明に出席するできるか検討します。

 一番気を使うのが指定校関係の書類です。各学校によって封筒の表書きも違えば、指定校の指定の仕方も異なります。わたしが見落としてゴミ箱の中に、というケースがないとはいえません。また指定校依頼状を直接持参されたときに対応した進路部の係りが一般の学校案内と一緒に閉じこんでしまう場合もあります。いずれ近いうちに一覧表にしますが、そのときに昨年の指定校と比べて見落としがないかを調べることにしています。
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あわただしい日々

2013/05/29 Wed (No.1096)

 やっと今日採点が終わりました。今週はたいへん忙しい週です。大学の入試説明会、進路研究会、予備校の2013年度入試分析報告会など週に3日は午後から学校にいません。授業の準備にもう少し時間がほしいのですが、あわただしくすごしています。

 ともあれ、いろいろ仕入れてきたことを、折に触れてまたみなさんにをご紹介したいと思います。
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専門学校分野別学生数

2013/05/28 Tue (No.1095)

 専門学校には、工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養の8分野があります。今日はそのうちの前半4分野について学科別の学生数をご紹介します。(出典「専門学校 学科別生徒数(1)」進路データ vol.502 JSコーポレーション)

専門1

 ごらんのように圧倒的に医療分野、わけても看護学科の学生数が多いのがお分かりいただけると思います。
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Leap Before You Look

2013/05/27 Mon (No.1094)

 The sense of danger must not disappear:The way is certainly both short and steep,However gradual it looks from here; Look if you like, but you will have to leap.

 危険だという思いを失ってはならない。ここからどんなにゆるやかに見えようとも、道は短くけわしい。どれだけ見ていてもよい。でも君は跳ばなければならない。(筆者訳)

 イギリス生まれのオーデンの「Leap Before You Look (見る前に跳べ)」という詩の最初のパラグラフです。ちなみに大江健三郎の小説『見るまえに跳べ』のモチーフともなっています。

 若い人は失敗を恐れてはならない。険しくて跳ね返されるかもしれない。しかし完璧を求めて失敗しないでいるより、失敗するほうがよほどかっこいい。立ち尽くしていると、こういわれるかもしれない。「Hic Rhodos, hic salta!(ここがロドスだ、ここで跳べ)」

 今日は、暗喩の多いはなしで高校生には難しかったと思います。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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