高校中退率の減少

2013/02/28 Thu (No.1004)

 高校を卒業して大学・短大・専門学校に進学するもの、就職するものとさまざまですが、なかには、高校での学業を続けることができず中退していくものもいます。全国の高校でどれくらいの生徒が中退していくのか、見てみたいと思います。(出典 「高等学校中退者数の推移」進路データvol.490 JSコーポレーション)

中退

 グラフでわかるとおり、この10年で中退率が2.6%から1.6%に減少したのは大変喜ばしいことです。しかし、実際には近年通信制高校、単位制高校、サポート校などの受け入れ校が拡充し、高校中退という形から高校転入という形態に変化してきています。とはいえ、それまでは行く場所のなかった「中退者」に、新たな学びの場を提供できるようになったことはすばらしいことだと思います。
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進路のアンケート

2013/02/27 Wed (No.1003)

 多くの高校で2月の終わりから3月はじめにかけて卒業式が行われます。受験のため授業がしばらくなかった3年生も、卒業式予行、そして卒業式と登校してきます。静かだった教室が一瞬にぎやかになるときです。卒業後はそれぞれ別の道を歩き始める生徒たちが、自分たちの将来について話し合っています。

 この一瞬の間に、わたしたちはそれぞれの生徒たちから、進路について正確なデータを聞き取り、まとめていきます。希望する大学に合格したものもいれば、まだどこにも合格していないものもいます。結果が思わしくない場合は、これから受験できる大学を探すのか、浪人するのか決めなければなりません。短い間に何人かの生徒が進路指導室に相談にくることになります。

 また卒業する前には、すべての生徒に3年間の進路指導についてのアンケートに答えてもらっています。1年、2年、3年のときにおこなった進路行事、学校見学会、進路講演会、進路講習や面接指導、論文指導などがどの程度役立ったのか、あるいは役立たなかったのか。また進路指導で改善すべき点は何か、後輩にはどのようなことを伝えたいのか。アンケートの結果はこれからの進路指導を充実させていくための貴重な資料となっています。
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府立高校前期入試合格発表

2013/02/26 Tue (No.1002)

 2月末から3月にかけては、どの高校も大変忙しい時期です。今年は普通科高校でも前期入試が入ってきたため、とくに忙しくなりました。高校入試の業務で在校生たちが登校できない間に、私立大学の後期入試の出願が締め切られていきます。出願について相談に乗りたくてもできません。

 昨日は国公立大学の2次試験の日でした。そして今日は府立高校前期入試の合格発表日です。多くの高校で大学並みの倍率となり、多くの受験生が涙をのんだことを悲しく思います。しかしまだ後期入試があります。

 この時期にはまた高校1年生、2年生の学年末テストもあります。そして卒業式です。高校の前期入試は府立高校全体として高い倍率になりましたが、後期入試はどうなるのでしょうか。少しでも科目数を少なく、早期に合格を決めてしまいたい中学生は、私立高校に流れて、後期入試まで残っている生徒が少ないという予測もあります。
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記事数が1000を越えました

2013/02/25 Mon (No.1001)

 このつたないブログに書きとめてきた記事もいつのまにかNo.1000を越えました。途中で書き直したり、ボツになった記事もあるので、実際の記事は1000より少ない数だと思います。いつも同じことを繰り返して書いているみたいで進展もなく、参考にならないことも多いかと思いますが、3年近く続けてこられたのも、読者の皆さまのおかげです。

 これからもしばらくは脈絡もなく思いつくままに書いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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国家公務員採用一般職

2013/02/24 Sun (No.1000)

 国家公務員一般職は、「農業土木」・「林業」の採用は全国単位で行われますが、「事務」と「技術」については、全国を7ブロックに分け、ブロックごとの採用となります。大阪に住んでいても、どのブロックにも申し込めます。たいていの年は募集単位の多い「関東甲信越」の倍率が低いのですが、2012年度は「近畿」の倍率が低くなりました。募集単位がもともと少ないので、合格者数の変動によって倍率が大きく違ってきます。下の表をご覧ください。(出典 「国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)実施結果について」人事院近畿事務局)

倍率1

 最終合格者数は、辞退者を見込んで採用数より多いので、歩留まりによっては合格していてもその年に採用されないものも出てきます。一番右側の欄の「希望者数」というのがそれに当たります。合格するためにはおおざっぱに言って各科目5割が平均点となるような試験で、6割をとることが必要です。足きり点は3割で、また5段階で評価される人物試験でD・E段階のものは他の試験の成績が優秀でも採用されません。

 合格して希望する官庁に就職するためには、高得点を目指すことはもちろんですが、10月はじめの1次試験合格発表後に実施される「官庁業務合同説明会」のときに官庁訪問して自己をPRすることが不可欠です。先年わたしの高校から外務省に採用された卒業生も、東京まで「官庁訪問」に出かけていきました。

 近畿圏で採用される官庁は、近年の事務職を例にとると、宮内庁の「陵墓管理事務所」や「京都事務所」、法務省の「地方検察庁」・「大阪入国管理局」、財務省の「税関」、厚生労働省の「労働局」、防衛省の「地方総監部」、独立行政法人の「国立病院機構ブロック事務所」などです。
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進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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