前期入試の問題

2013/02/21 Thu (No.997)

 前期入試の問題が新聞各紙の朝刊に載せられています。ざっと目を通してみました。普通科の問題も文理学科を含む専門学科の問題も書かせる問題が多くなり、正解が一義でないものが多くあります。英語にしても国語にしても受験生のとらえ方によっていくつもの解答のバリエーションが考えられます。

 採点にはとりわけ注意が必要です。採点に際してはあらゆる解答を想定して公正で合理的な基準を定めて部分点を与えることが必要です。しかし、「何字(何語)程度で書きなさい」という問題に対して、「他の表現でも内容が正しければよい」とか「全体としてまとまりのある文章であること」という採点基準だけではかなりあいまいで、採点者にとって揺らぎのない客観的基準を確定するのに困難が伴います。

 良問とは受験者の知識と思考力を問うと同時に、正答に曖昧さのない問題です。普通科の前期入試はどの高校でも共通問題で実施されたので、高校の難易にあわせるために、模範解答を示しながらも、採点の基準をあいまいにしているような気がします。受験生の多い高校ではわずかの点数の差が合否に結びつくため、採点にはとくに細心の注意が必要です。小論文であれば、書かれた文章の論旨や主張の一貫性をもとに評価できます。しかし学科の試験では、評価の客観性や合理性を担保することが不可欠です。このような観点から見たとき、はたして大阪府の問題は良問といえるのでしょうか。わたしは、マークセンス式であっても、センター試験の問題は客観的に知識や思考力を見ることができる、よく練られた問題だと思っているのですが。
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普通科初の前期入試

2013/02/20 Wed (No.996)

 今日、大阪府の公立高校では前期入試が行われました。今年からは全日制普通科も前期入試に加わったので、多くの受験生が入試に挑んだことだと思います。問題内容は学校により違う場合もありますが、試験科目は専門学科も含めて英・国・数の3教科と小論文に統一されました。

 前期入試の問題は、後期入試の問題とは少し傾向が違うので、普通科の受験生は少しとまどったたかもしれません。小論文も初めてなので、後期入試の作文との書き方の違いに迷ったかもわかりません。合格発表は2月26日ですが、平均して2倍以上の競争率なので、昨年までの後期入試とは違って不合格の人の方が多くなります。結果が思わしくなくてもあきらめず、後期入試で合格をめざしてください。
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WV710

2013/02/19 Tue (No.995)

 SOTECのパソコンにWV710というのがあります。2005年に発売されたCPU がSempron2600+でOSがWindowsXPのノートブックです。価格の割には画面も大きく見やすいパソコンです。SOTECは現在ではONKYOが引き継いでいます。ずっと家内が使用していたのですが、ついに昨年の夏に起動しなくなったそうで、それ以来しばらく押入れの肥しとなっていました。ひょんなことから、一度直してみようとそれを引きずり出して、電源を入れてみるとBIOSのところでとまります。BIOSの時刻設定ができていないのです。これで原因はわかりました。CMOS電池が消耗しているのです。

 ノートパソコンのCMOS電池は、黄色のフィルムなどでコーティングされ、リード線でマザーボードとつながっていることが多く、なかなか修理しにくいものです。かつてNECのLa VIEのCMOS電池を交換したときは、まさにそれで、リード線の付いたホルダーに電池を固定したあと自己融着テープで巻いた上、絶縁テープでカバーしました。

 ともかく分解してみました。WV710はしかし楽勝です。下の写真のようにヒートシンクの下にCMOS電池であるCR2032が顔をのぞかせています。きちんと電池ケースに収まっています。ヒートシンクを固定している3本のビスをはずすと、難なく電池を交換することができました。

wv710.jpg

 OSやソフトウェアは壊れていませんので、これで従来どおりに使用できます。WV710が故障した昨年の夏に、家内は新しいノートパソコンを買ったので、WV710はわたしのものとなりました。古いパソコンばかりですが、なんとか遊べそうです。

 とそう思っていたら、WV710には重大な欠陥があったのでした。それはまた前期入試が一段落した次の機会に述べたいと思います。
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光の春

2013/02/18 Mon (No.994)

 今年の冬はことのほか厳しく、気温の低い日が続いています。それでも時折、春を思い起こさせる穏やかな日があったりして、もうすぐそこまで春が来ていることを感じます。朝の日差しは冬の日と違って輝いて見えます。

 いつもより2週間ほど遅いのですが、わたしの家の庭の梅もつぼみを膨らませ始めました。年によって、花や果実の数に違いがあっても、毎年、花を咲かせ実をつけてくれます。少しずつ老木になっていきますので、今年はもはや20kgの果実は収穫できないだろうと思います。

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 とはいえ、光の春です。新しいつぼみが春が近いことを知らせてくれます。

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#N/Aを表示させない

2013/02/17 Sun (No.993)

 各高校の進路指導部では、私立大学の受験結果の把握に忙しいことと思います。受験結果をデータ化する際に、マークカードで読み込んだり、高速スキャナを使用されることと思いますが、マークミスやマーク忘れも多々あることです。エクセルでデータ処理をする場合に、VLOOKUP関数では、検査値と一致する値がなければ#N/Aを返します。D7のセルに =VLOOKUP(C2,$F$2:$G$6,2,FALSE)と入力するとC2の値に対応する大学名を返します。しかしこの場合7の値が表にないので#N/Aとなるわけです。この#N/Aを表示させないためにはどうしたらいいのでしょうか。下のエクセルのシートをご覧ください。

vlookup.jpg

 #N/Aを表示させないためにはISNA関数を使用します。D9のセルには=IF(ISNA(VLOOKUP(C11,$F$5:$G$9,2,FALSE)),"",VLOOKUP(C11,$F$5:$G$9,2,FALSE))と入力してあります。そして#N/Aのエラー値のときに空文字列””を返すようにしています。

 しかしエラー値はそのまま残して、表示だけをさせないようにしたい場合もあります。そのような場合は#N/Aを白の文字列で表示させれば解決します。B16~D20をご覧ください。範囲を選択して「書式」から「条件付き書式」を使用します。条件1に「数式が」を選び =ISNA(B16:D20) と入力します。=ISNA(B16) でもOKです。そして「書式」からフォントの色を「白」にすればいいわけです。ここでは、白の文字列では見にくいのでオレンジ色にしています。
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難関国立10大学の志望動向

2013/02/16 Sat (No.992)

 ここ数年は、大学入試において文低理高の傾向が続いていますが、難関国立大学でも2013年度入試は法学部、経済学部の人気のなさが目立ちました。難関10大学の法学部では、東大文1で昨年比423人の志願者減、北大で127人減、一橋大で57人減、阪大で109人減、神戸大で68人減となっています。経済学部でも同様に北大158人減、一橋大238人減、阪大75人減、また後期日程を廃止した神戸大では866人減となりました。法学部・経済学部で倍率が上昇したのは、東大文2、京大経済などです。

 理系において人気となったのは、東工大で2類、3類、4類と志願者が増加しています。センター試験上位層でさえも得点が伸びなかったので、東大理1、理2の希望者が志望変更したように思います。そのほか東北大理学部、京大工学部、阪大工学部では志願者を集めています。とはいえ、阪大基礎工学部は後期日程廃止の影響で前期日程の定員が増えているにもかかわらず139人の志願者減となり、倍率が2倍を切ることとなりました。

 今年は、全体的に地元志向が強いようで、首都圏の大学へ流入する志願者が減少し、近畿圏に受験者がとどまり、また東北大が震災で減少した受験者を回復し、北大、九大などでは地元の受験者が堅調なように思われます。
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2013年大阪府立高校前期入試最終志願者数

2013/02/15 Fri (No.991)

 大阪府立高校前期入試の最終志願者数が府教委から発表になりました。(出典 「朝日新聞」2月15日 朝刊)。

最終

 普通科の定員80名のところに多くの志願者が押しかけました。予想していた通り、6倍を超える高い倍率の高校が5校もあります。学力検査は2月20日に実施され、2月26日に合格発表となります。
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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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