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指定校推薦の季節の終了

2012/09/30 Sun (No.849)

 指定校推薦の季節が終了しました。進学に関して進路指導上で気を使うのは指定校推薦です。指定校一覧表の掲示、生徒の募集、選考、願書の配布と、すべての生徒に対して公平にチャンスを与え、迅速かつ適切に結果を生徒に伝達する。生徒の中には高校に入学してからの2年半を指定校推薦に推薦されるためにがんばってきたものもいます。

 もちろん、推薦されるかどうかは、時の運もあります。昨年は推薦枠があったところが推薦枠がなくなったり、その逆に推薦枠がなかったところから推薦の依頼が来たりします。たまたま自分の志望する大学・学部に競争相手がいなくて、低い成績で推薦される場合もあれば、競争相手が多くて4.7の評定があっても選考にもれる場合もあります。

 もう10月になります。すでに指定校推薦の出願締切日をすぎた大学もあります。そうかと思えば11月に出願日がある大学もあります。指定校推薦に選考された場合、高校を通じて一括で出願する大学もありますが、おおくは自分で出願しなければなりません。個人的に出願する場合でも、出願そのものを忘れることはないでしょうが、合格した後、ほっとしたあまり、入学手続きを忘れてしまうということもあります。実際にあった話です。

 指定校推薦での入試は、大学と高校との信頼の上に立つものですから、推薦された人は最後まで気を抜かずに、出身高校の代表として、大学卒業までがんばってほしいと思います。
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定員割れの私立大学の特徴

2012/09/29 Sat (No.848)

 文部科学省によると、平成23年度入試で定員割れを起こしている私立大学は、全大学の42%となる239大学あります。そのうち定員の50%を満たせなかった大学が24大学、50-75%の大学が81大学、75-100%の大学が134大学となります。私立大学は歩留まり率を考慮しながら、合格者数を決定するので、実際の合否を決定する実質志願倍率は、志願者数を募集人員で除した名目志願倍率よりかなり低いことが多いです。それにもかかわらず、前記の定員充足率50%未満の大学では名目志願倍率でも0.9倍、50-75%の大学では1.3倍となっています。ですから、昨年度の募集要項で名目志願倍率が1.5倍以下の大学は最終的に定員を充足していない可能性もあります。

 定員を充足できなかった大学の特徴として、推薦入試とAO入試での入学者数の割合が高いことが上げられます。たとえば定員充足率50%未満の大学では推薦入試とAO入試での入学者数が全入学者数に占める割合は76.7%、50-75%の大学では67.3%となっています。それゆえ一般入試での入学者の割合が高いほど人気のある大学だといえるでしょう。

 ただ、これらの数値は、それぞれの区分での定員充足率に該当する大学の平均値ですので、志願倍率が低いけれども人気のある大学、推薦入試の割合が高いけれど人気のある大学は存在します。とくに関西では、公募制推薦入試の割合が高く、学力試験もあるので、推薦入試入学者の割合が5割程度の大学の中にも優秀な大学が多数存在します。
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センター試験志願票の記入ミス

2012/09/28 Fri (No.847)

 いよいよ来週月曜日から大学入試センター試験の出願が始まります。わたしの高校では、来週はじめに志願票を回収して、その週のうちに入試センターに送付します。今のところ何人が出願するのか確定はしていませんが、通常、説明会に参加した人数の8割程度が出願します。

 志願票の校内提出間際になって、書き損じたからといって新しい「受験案内」をもらいに来る生徒がいます。もちろん余分の「受験案内」があるので、いつでも交換することはできます。しかし、大学入試センターでは、志願票を機械で読み取らず、手作業で入力していますので、記入ミスがあれば、二重線を引き余白に訂正することで十分です。訂正印も必要ありません。また、「検定料受付証明書」を貼り付けたのちに間違いに気づき、新しい志願票に記入しなおす場合でも、払い込み済みの「検定料受付証明書」の部分を志願票ごと切り取り、新しい志願表に貼り付ければ問題ありません。

 志願票提出に際して重要なことは、提出前に必ず表裏ともコピーをとっておくことです。そうすることによって、確認はがきで登録科目の記載ミスを発見した場合、速やかに対応することができます。
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国公立大学の願書の請求

2012/09/27 Thu (No.846)

 国公立大学の一般入試の募集要項(願書)については、10月初旬から入手できる大学もあります。個人で請求する場合は、テレメールを利用するのが便利です。私立大学の募集要項は送料も含めて無料ですが、国公立大学の場合は送料が必要です。テレメールによる願書の請求はhttp://telemail.jp/shingaku/から行います。願書請求の最終期限は2013年1月31日正午までです。

 しかし多くの国公立大学の募集要項は11月にならないとできあがりません。それぞれの大学がいつから願書の配布が可能かについても、テレメールのホームページに載っています。
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センター試験のICプレーヤーのイヤホン不適合の場合

2012/09/26 Wed (No.845)

 皆さんはもうセンター試験の志願票を担任の先生に提出しましたか。またリスニングのICプレーヤーのイヤホンも試してみましたか。わたしの高校では、センター試験出願説明会のあと、希望者にはイヤホンを実際に装着してもらいました。

 イヤホンがうまくあわないという生徒もいましたが、そんな生徒のほとんどはイヤホンの左右を間違えて装着しているのです。左右では微妙に形が違い、間違えるとうまく装着できません。正しく装着しても、イヤホンがうまく適合しない場合は、大学入試センターのホームページから、「イヤホン不適合措置申請書」をダウンロードして、最寄りの大学入試センター試験に参加する大学(これも大学名入試センターのホームページに載っています)の入試担当窓口で確認の署名をしてもらい、志願票に貼り付ける必要があります。

 出願時にイヤホン不適合措置の申請がない場合は、ヘッドホンの貸与はありません。試験当日イヤホンの不適合を訴えても、対応してもらえません。そんなときは、片耳のイヤホンを手で押さえて解答することになります。
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指定校推薦の受験報告書

2012/09/25 Tue (No.844)

 指定校推薦の校内選考が終わった頃だと思います。指定校推薦は進学状況をもとにした高校と大学との信頼関係に基づいて行われるので、推薦基準や人数について、それぞれの高校によって違いがあります。そしてその基準や人数が、他の高校に漏れることはありません。

 したがって、指定校推薦入試での小論文試験や面接の内容は、過去の受験生の書いた校内の受験報告書で知る以外に方法がありません。もちろん指定校推薦ですので、よほどのことがない限り不合格になることはないと思います。それでも生徒の心情として、どんな内容の面接であったか知りたいものです。

 わたしは、指定校推薦選考合格者説明会で、願書を手渡す時に受験報告書の用紙も同時に渡して、受験後速やかに記入してもらっています。
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意外と少ない第1解答科目利用の私立大学

2012/09/24 Mon (No.843)

 先日、代々木ゼミナールから『代ゼミデータリサーチvol.2』が送られてきました。大学の学部学科内容や受験に関する冊子で一番信頼の置けるのは『蛍雪時代(臨時増刊号)』ですが、一冊2800円します。その点、『代ゼミデータリサーチ』は、代ゼミ模試を校内受験している高校には無料で送られてきます。大判と縮刷版とがあり、大判は進路指導室や担任、縮刷版は生徒に配布します。

 この『代ゼミデータリサーチ』も、情報量も豊富で大変使いやすく信頼の置ける一冊です。Vol.1では、「入試難易ランキング」、Vol.2では、「入試科目・配点・試験日・推薦入試・AO入試実施方法」、vol.3では、「入試予想難易ランキング・入試科目・配点・日程・学費・大学所在地」などが載せられています。

 今回はvol.2のデータ(8月末現在での大学公表資料に基づく)に準拠して、「地歴・公民」と「理科」の2科目受験者の合格判定利用科目についてお話しします。国立大学で高得点科目を利用するところはありません。公立大学で高得点科目を利用するところは、中四国に比較的多く見られますが、近畿地方に限っていうと奈良県立大学一校です。もちろん皆さんは、各大学の入試要項で確認することが必要です。

 わたしは8月20日のブログで、私立大学でも2013年度入試は第1解答科目を利用する大学が増加するだろうと予測しました。しかし、『代ゼミデータリサーチ』を見る限り、8月末時点では、理系の学部をもつ大学で第1解答科目に変更したところがでてきていますが、全体としては思ったほど多くはありません。多くの大学は昨年通り高得点科目を利用しています。

 
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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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