各学年でどこに進路指導の重点を置くか

2012/05/24 Thu (No.718)

 JSコーポレーションから、各学年別でどこに進路指導の重点を置いているかのアンケート結果の集計が届きました。低学年ほど基礎的事項に、そして3年生になれば、具体的専門的事項に重点は移っていきます。(出典「学年別の進路指導内容」進路データ Vol.459 JSコーポレーション)

指導内容


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教師や保護者向け進路勉強会

2012/05/23 Wed (No.717)

 ようやく試験問題も作り終わり、わたしの試験も終わりました。しかしまだ1枚も採点していません。今週はテスト期間で授業がないのでいくらでも時間がありそうに思われるでしょうが、なかなか採点する暇がありません。

 いま外部から講師を招いて教員や保護者対象の進学勉強会を開いています。大学入試の概況や保護者としての心構え、そして看護系大学や専門学校への進学方法など、対象は教員であったり保護者であったりします。のべ3日間にわたっての研修です。多くの先生方や保護者の方に出席していただきたいのですが、昨今、教師も保護者も忙しくてなかなか研修にも参加していただけない状況です。

 しかし個人懇談会を控え、とくに経験の浅い若い教員には多く参加してもらいたいと思っています。
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使い捨てられる若者とは

2012/05/22 Tue (No.716)

 佛教大学に原清治という教育学部長がいます。多くの学生たちに聞き取りを行って学習環境や教育の質について研究している教育社会学者です。先日進路指導の研究会での講演を聞きました。「使い捨てられる若者たち」の特徴として、自分の進んでいく道を見つけられず、自身を失い、仲間内での人間関係にのみ腐心し、問題解決能力が低いというようなことをおっしゃっていました。これは何も低学力層にのみ見られる現象ではなく、高学力層の低位のグループに顕著にみられる現象だといいます。それまで学力が高く自信を持っていた若者が、高学力の高校や大学に入って自分より能力の高い生徒や学生に囲まれるなか、だんだんと自信をなくして縮こまっていくわけです。もともと自信を持っていただけにその挫折は大きいといえます。

 そのような中で必要とされるものは、多面的複眼的思考力や他者とのかかわりの中で自己を表現していく力だといいます。わたしはこれらの能力はことさらに学力の高い層に必要なものに思えます。そして高校から大学への接続にあたっては、選択の可能性を残しておくために知識の絞込みをしない、すなわち受験のために科目を限定してしまわない、また自己を語る場を作る、安直な進路決定を避けるために適性検査などを利用して自己の適性を把握しておくことなどをあげています。

 わたしはまだ著書を読んでいないので詳しくは語れないのですが、興味のある問題なので、近日中にでも『「使い捨てられる若者たち」は格差社会の象徴か』を読んでみたいと思います。
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大阪での金環食

2012/05/21 Mon (No.715)

 皆さんは金環食をご覧になりましたか。今日7時過ぎに学校に行くと、すでに何人かの生徒が校庭で日食メガネを持って、日食を観察しています。ちょうどそのころから、日照量が少しだけ落ちたように感じます。

 わたしも早速メガネを持って、南向きの窓に面した進路指導室から日食を眺めていました。太陽の右のほうから月が侵食してきて、今まさに太陽の中に隠れようとしています。7時30分ころ月はすっぽりと太陽のなかに入り込みました。大阪でも地域によって曇ったところもあるようですが、わたしのところでは雲もなくきれいな金環食を見ることができました。しかし太陽の光の量は洪大です。メガネで見ると金色のリングとなっている状態でも、地上は曇りの日の何倍も明るい。あとで食分を調べると0.94とのことで太陽の面積の94%が月に隠れていたことになります。それでも地上は明るかったです。皆既日食にでもならない限り、あたりは暗くならないようです。

 日食は太陽と月とが一直線上に並ぶときに起きる現象です。月が地球に近いと太陽をすっぽり覆うことができ皆既日食に、地球から遠いと太陽をすべて隠すことができず金環食になります。また月が太陽の一部分を覆う場合は部分日食になります。2009年にも日食がありましたが、この場合は大阪では部分日食でした。

 今回は、完全な金環食です。メガネで見ていると7時40分ころには太陽は上の部分から月の影を抜け始めました。日食のはじめから終わりまでを見ていたわけではありませんが、印象的な天文ショーを味わうことができました。
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中間テスト問題

2012/05/20 Sun (No.714)

 わたしの高校では明日から中間テストが始まります。わたしの持ち科目のテストは火曜日です。しかしまだ問題ができていない。数学の教師を見ていると例題の中から数値を入れ替えていとも簡単に問題を作ってしまいます。また採点も楽です。

 ですが、わたしの場合はそうもいきません。毎年同じ科目を同じ教科書で教えていれば、毎年似たような問題になります。問題の表現をいろいろ変えたとしても結局、答えてほしい語句は同じになったりします。できるだけそうならないように努力しようと思っています。まだ50点分くらいしか問題ができていません。今日これから夜中にかけてがんばろうと思います。
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ある大学の入試説明会

2012/05/19 Sat (No.713)

 先日、ある大学の入試説明会に参加してきました。大学ではなく都心のホテルで行われた説明会です。今まで多くの大学説明会に参加してきましたが、説明が上手な大学とそうでない大学があります。

 ここ数年参加した説明会で上手だったのは、畿央大学です。畿央大学はまだ新しい大学で、関西で私立大学としては初の理学療法学科を10数年前に設置し、それから教育学部の開設や看護学科の新設など、あっという間に発展してきました。近年の資格志向とあいまって、入試もどんどん難しくなり、大学としては成功した例に当てはまります。この畿央大学の説明会は、多くのデータを使って実証的に行われます。実証的説明でも、都合のいいデータだけを選択して発表する大学が多い中で、少し不都合なデータもまじえてあります。このまじえ方が非常に上手で、大学の真実を真摯に伝えている印象を与えます。資格を取得することを目的とする大学ですから、客観的データを示しやすいという利点もあります。入試担当者のテンポのいい説明に思わず乗せられてしまいそうになります。

 先日参加した説明会は、畿央大学とも競合する分野を持つ大学の説明会です。これもずいぶん上手でした。この大学は畿央大学よりは少し古く、現在でも短期大学を併設しています。やはり、データを多用した説明で、入試形態別の入学者の割合や評定平均分布率、実質的倍率など有用な情報が多かったです。進路についても、全卒業者を分母に就職希望者数と就職者数、進学希望者数と進学者数をあげてある信頼できるものだと感じました。ただ進路状況の記載が抜粋であったのが残念で、小規模な学科なので、事前に学生の承認が必要だとは思いますが、卒業者全員についてその行き先を提示してあるともっと有用であると思います。実際そのようにすべての卒業生の進路を提示してくれる大学もあります。 

 かつてこの大学の入試説明会は、大学紹介や学部・学科紹介などスタンダードなもので大学案内に書かれていることを紹介しているに過ぎないような内容でした。学長が変わり、ずいぶん意識が変わってきたように思います。これからは学生のために何ができるかが問われる時代です。この大学の将来を注目していきたいと思います。
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昨年の国家3種の倍率

2012/05/18 Fri (No.712)

昨年の国家公務員3種試験の倍率が発表されています。行政事務では、一番倍率が高いのが東北の83.6倍、ついで北海道の45.8倍です。関東甲信越はそれと比べて8.4倍の倍率でしかありません。

倍率
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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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