予約奨学金で見落としがちなこと

2011/01/31 Mon (No.228)

 予約奨学金を申し込んだ生徒の皆さんには、もう奨学生採用通知が届いていることと思います。奨学金の貸与は進学後の5月からであるということは、皆さんも知っていると思いますが、進学先によっては、予約奨学生に採用されていても奨学金の貸与がされないことをご存じですか。

 学生支援機構の奨学金は、大学・短大・専門課程をもつ専修学校に進学する場合に限って貸与されます。そのため、当初の進学希望は大学であったが、各種学校に進学先を変更する場合は注意してください。たとえば、芸術系の大学受験に失敗して、ビジュアル系やアニメ系の学校に進学する場合は、進学先が奨学金の対象となっているかどうか、進学先の学校に問い合わせてください。

 2年制の専修学校(専門課程)の場合は、奨学金の対象校ですが、1年制の学校や各種学校の場合は、奨学金の対象でないばかりか、通学定期を使用することもできません。このような学校の授業料も100万円を超えることが多く、奨学金をあてにしている場合は要注意です。

 また、予約奨学生に採用されているが、浪人した場合はどうなるのか、という問い合わせもよく受けます。浪人した場合は、何もしなくても予約は自然消滅します。翌年、予約奨学金を必要とする場合は、出身高校に連絡して、出身高校を通じて、もう一度予約奨学金を申し込むこととなります。浪人したからといって、現役生より条件が不利なることはありません。 
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木津川の渡し

2011/01/30 Sun (No.227)

 大阪には、川や運河がたくさんあり、都心では多くの橋がかけられています。蔵屋敷が並んでいた中ノ島界隈には、豪商「淀屋」の私的な橋であった「淀屋橋」を始め、「肥後橋」、「筑前橋」、「常安橋」など二三百メートルごとに橋が架かっています。しかし、河口に行くにしたがって橋は少なくなり、大型船舶でも航行可能なように橋げたは高くなっています。そのため中ノ島の南北を流れたのち、海に注ぐ安治川や木津川の河口部には、歩行者に便利なようにいくつかの渡船場があります。

 昨日、部活動の公式戦の付き添いで大正区の千島体育館に行ってきました。その帰り道、木津川にいくつかある渡船場のひとつ、「落合上渡」を利用しました。「落合上渡」での川幅は約百メートルで、1分程度で対岸に到着します。運行は15分間隔で、渡船料は要りません。船は二人の係員によって運航されています。50人程度乗れる渡し舟のそのときの乗客は、わたしと自転車の女性との二人でした。乗船、下船の際には係員と乗客とで、「お願いします」、「ありがとう」「気をつけて」など自然と挨拶が交わされます。

 わたしは、「渡船」を利用するのは始めてでしたが、本当にアットホームな雰囲気で、また機会があれば利用したいなと思いました。
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国公立大学出願状況中間発表

2011/01/29 Sat (No.226)

 大学入試センターから国公立大学の出願状況が発表になりました。それによると国立・公立をあわせて現在の倍率は、人文・社会 0.9、理工 0.8、農・水産 0.9、医・歯 1.1、薬・看護 1.1、教員養成 0.7、その他 1.6となっています。前人気の高かった、理工系と教員養成系の出足が遅い気がします。また日程別の倍率は、前期0.7、後期1.7、中期2.2となっています(http://www.dnc.ac.jp/modules/news/content0428.html 参照)。前期で入学手続きをすると、後期や中期の入学資格を失いますので、見かけ上の倍率が高くても、それほどおそれることはありません。

 個々の大学の出願状況は、今日の新聞にも載っていますのでご覧ください。いずれにせよ、出願締め切りが2月2日なので、これから、模様眺めをしていた受験者が出願することになります。

 一般的にいって、昨年度倍率が低かった学部・学科は高倍率に、中間発表で倍率の低かった学部・学科は高倍率になる傾向があるようです。
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推薦入試の合格者数

2011/01/28 Fri (No.225)

 大学の推薦入試が12月に終わり、どの高校でも推薦入試の結果を1月の初めにはまとめていると思います。高校の中には、大学の推薦入試合格者数の速報をホームページで公表しているところもあります。

 大阪府の高校では、2月には前期入試の出願と入試日を、3月には後期入試の出願と入試日を迎えることになります。そこで高校を受験する中学生やその保護者の方で、志望高校のホームページで進学実績をご覧になっている方も多いと思います。

 1月の段階で載せてある合格者数は、AO・指定校推薦・公募制推薦での合格者数です。国公立の進学実績として、1月にデータが上がっている場合は、センター試験を課さないAO入試か推薦入試の合格者数です。国公立大学には指定校推薦はありません。関関同立は原則として公募制推薦をおこなっていませんので、関関同立で1月にデータが上がっている場合は、AO入試か指定校推薦入試です。また関西の公募制推薦は併願のできる入試形態がほとんどですので、産近甲龍などの合格者でも2月以降の一般入試を受験する場合があります。また進学校になればなるほど、一般入試での受験者が多くなりますから、年内の合格者数は少なくなります。

 年内合格者が多いにこしたことはありませんが、その意味するところを理解してご覧いただきたいと思います。
 
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大阪芸術大学施設見学

2011/01/27 Thu (No.224)

 先日、大阪芸術大学の放送・映像・舞台芸術の施設見学に参加しました。大阪芸術大学は大阪の南郊にあり、美術、演劇、造形、音楽までも含んだ総合芸術大学です。今回は高校の教員対象で、映像・舞台関係の設備を見せて頂きました。

 まず、映画のセットを見学したのですが、昭和50年代の学生アパートのセットは本物と見まがうばかりでノスタルジーさえ感じました。いくつかのセットがあり、小道具は学生たちが自分で調達することも多いそうです。また小さな商業映画館に劣らない映画館があり、16ミリ、35ミリ、デジタル映像などの上映ができます。ドルビーサラウンドシステムも完備されていました。

 放送学科のスタジオは、スペースが広く、放送局のスタジオと同等の仕様で、照明・カメラ・編集設備と素晴らしいものがそろっています。3台のカメラを切り替えたり、テロップを入れたり、ミキシングをしたりと学生たちが実習に励んでいました。

 大学は非常に立派な芸術劇場を持っています。見学させて頂いたときは、ちょうど授業の最中で何人かの学生が、舞台の上で練習をしていました。舞台の奥にも広大な空間があり、舞台とのしきりを取り去ることで奥深い表現をすることができます。わたしは、昨年NHK大阪ホールで、芸大生による素晴らしいミュージカルを見たのですが、それと同じ舞台を再現できる施設を持っています。

 百聞は一見にしかず。大阪芸術大学の教員向けの進学説明会はホテルで開催されていますが、ぜひ施設見学も取り入れてほしいと思いました。
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プロフィール

進路ルーム

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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