最低賃金の改定

2010/11/30 Tue (No.164)

 今日、大阪労働局から、厚生労働省「最低賃金知っておきたい7つのポイント」というリーフレットが送られてきました。最低賃金は、高校生・大学生・パート・アルバイトを問わず、すべての人に適用される「最低」賃金です。たとえ「労使合意」でこれより低い賃金を定めてもすべて無効となり、「最低賃金」が適用されます。12月からはすべての都道府県で新最低賃金が適用されます。

 大阪府では、10月15日から「最低賃金」が779円になっています。また産業別にも、最低賃金が定められており、大阪府では、塗料製造業が850円、鉄鋼業が846円などとなっています。ただし産業別の最低賃金は、「雇い入れ後3ヶ月未満の技能習得中の者」など適用が除外される人もいます。

 最低賃金は、都道府県によっても異なっており、東京都が一番高く821円、ついで神奈川の818円、そして大阪の779円とつづきます。また一番低い県で642円となっています。関西でも府県により最低賃金が異なるので、奈良(691円)や和歌山(684円)で仕事をするよりも、大阪で働いた方が時間あたり100円ほど高給になります。

 アルバイトをしている高校生の皆さん、またこれから働き始める皆さん、「最低賃金」は法律の定めであり、これより低い金額での契約はすべて無効であることを覚えておいてください。もしこれよりも少ない金額しか支払われなかった場合には、事業主は差額を支払わなければなりません。

 最低賃金のチェックは、「最低賃金に関する特別サイト」でみることができます。
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関西の新設学部の推薦入試

2010/11/29 Mon (No.162)

 関西の大学で新設された学部の公募制推薦の状況をお知らせしたいと思います。龍谷大学政策学部は定員33名に対して590名(確定)の応募で試験はすでに終了し12月10日合格発表、京都女子大学法学部は現在募集中(募集締切は12月1日)で定員20名に対して現在で35名応募し12月12日に試験実施、関西外国語大学英語キャリア学部は1357名受験し78名の合格者発表ずみ、近畿大学建築学部は定員90名に対して1590名の応募で試験は12月4.5日に実施、となっています。

 いずれの学部も、他の既設の学部と比べて激戦が予想されます。近大では昨年の建築学科と比べて2倍の受験者を集め、関西外大では他の学部が2倍台なのに対して17倍の競争率になりました。わたしの学校では、関西外大の人気が高く合格者も多いのですが、運良く英語キャリア学部に合格する生徒もみられました。
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テンプレート変更

2010/11/28 Sun (No.161)

 昨日から、ブログのテンプレートを変えました。以前のテンプレートが殺風景なので、暖かな感じのするTemplatt-animalのスキンをお借りしました。その際htmlとcssを幾分書き換えました。

 ブログの見え方を確かめるために、「IE8」、「Opera」、「Safari」、「FireFox」、「Chrome」で表示させました。レイアウトの崩れはありませんでした。しかし「IE8」とそれ以外のブラウザでは文字の大きさが少し違います。わたしには「IE8」以外のブラウザでは文字が少し小さいのでは、と思えます。みなさんはいかがですか。

 わたしは、デフォルトのブラウザとして「Opera」を使用しています。表示速度がそこそこ速いのと、スピードダイヤルの使い勝手がいいからです。しかし、最大手の「IE」でないと見えないページがあるので、選択的に「IE」を使う場合もあります。またレイアウトからいうと、「Safari」も気に入っています。

 わたし自身のホームページもあるのですが、htmlとcssの知識があやふやなので、ブラウザによってはレイアウトが崩れてしまいます。その点Templatt-animalは本当によくできているスキンだと感心しました。
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大阪府私立高校の学費

2010/11/27 Sat (No.160)

 今日の朝日新聞の朝刊に、2011年度の大阪府の私立高校の入学金および授業料が載っていたのであげておきます。

大阪府私立高校学費
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大阪府立高校調査書の扱い

2010/11/26 Fri (No.159)

 大阪府立高校の入試について補足します。府立高校での調査書の比重について述べます。一番受験者の多い、後期入試の全日制普通科についてのものです。「倍率のタイプ」欄で、タイプⅠの学校が学力テスト重視、タイプⅡの学校が学力テストと調査書の比率が同じ、タイプⅢの学校が調査書重視となります。「選抜基準」というのは、ボーダーラインの受験生の選考方法を表しています。

調査書の扱い
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ジョブサポーターの訪問

2010/11/25 Thu (No.158)

 昨日ハローワークからジョブサポーターの方がお見えになりました。就職状況の把握と相談のために毎月各高校を回っておられます。他の高校も就職状況は昨年同様厳しいとのことでした。今年は、一時募集で合格しなかった生徒に対して、とくに素早い対応が求められています。次の応募まで期間が空くと、その間に求人が充足されていることがままあるからです。

 リーマン・ショックの前までだと、一時募集に落ちた生徒も教師であるわれわれも、もう少し余裕がありました。まずは11月の合同求人説明会まで待って、そこで希望の求人があれば応募し、なければ希望の求人があるまで年内は待ってみようかと提案することも出来ました。

 今年は待ったなしです。落ちればすぐ次の求人を探し、いささかミスマッチがあっても生徒の許容範囲であれば、受験させるようにしないといけません。とはいえ、許容範囲にある求人も激減していきます。2度就職試験に失敗すると生徒も自信をなくします。わたしの学校でも2度失敗して自信を失いかけた生徒がおり、近々保護者も交えて話し合いをもとうと思っています。なんとか、就職先を見つけ、なんとしてもフリーターになるのはさけたいと考えています。場合によると、進学への変更も含めて考えなければならないかもわかりません。
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センター試験のみで合否が決まる後期国公立大学

2010/11/24 Wed (No.156)

 センター試験まであと2ヶ月を切りました。受験生の皆さんは毎日不安と戦いながら、勉強していると思います。模試の結果も気になることでしょう。しかしまだまだ時間はあります。現役がのびてくるのはこれからです。自分を信じて頑張ってください。

 どこに出願するかが最終的に決まるのは、センター試験後となりますが、今日はセンター試験の結果だけで合否が決まる後期日程の国公立大学をあげました。学科までは記載していませんので自分で調べてみてください。前期日程の大学が第一志望となりますので、いわば滑り止めの大学(といっても高い得点が必要な大学もありますが)として考えてください。(出典 ベネッセハイスクールオンライン)

センターのみの国公立大学


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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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