行きたい高校

2013/04/08 Mon (No.1043)

 「行きたい高校」に進学した場合は、よりポジティブな高校生活が送れるようです。日常生活が充実し、部活動や文化祭、体育祭に積極的に取り組み、高校生活で自分なりの目標を見つけて努力する生徒の割合が、「行きたい高校」に進学しなかった生徒より10ポイント以上高くなります。(出典 前掲調査結果)

 とはいえ、「行きたい高校」に行けなかった人もいるわけです。もちろん自分に自信をなくす必要は毛頭ありません。勝負は時の運です。気持ちの切り替えが大切です。自分が進学した高校を好きになってください。よい点をたくさん見つけてください。そしてその高校と積極的にかかわる接点を多く持ってください。たとえばクラブ活動やクラス活動に参加してその高校の中に自分の活動の場を見出してください。きっとあなたの気持ちも変わるはずです。そうすることによって、あなたにとって「行きたい高校」となることは請け合いです。

自分の希望を大切にしよう

2013/04/07 Sun (No.1042)

 昨日のベネッセのアンケート結果で「志望校選びで重視したこと」の第1位は、子ども、母親とも「学力に合っている」ことでした。大学受験と異なって高校受験では、受験回数が制限されるので、その傾向がより顕著になるのでしょう。

 第1志望の高校が自分の学力にあっているところだと一番いいのですが、実力より難しい場合もあります。そして安全策を考えて、第2志望の高校に進学する場合もあります。しかし、第1志望の高校に通うことができた生徒とそうではなかった生徒との間にどういった意識の違いがあるのか、この点についてもベネッセのアンケート調査はふれています。ここでも10ポイント以上差のある質問について見てみましょう。出典は昨日と同じです。

 「高校受験のよかったこと」に関して、「進路についてよく考えることができた」、「やればできると自信がついた」、「精神的に強くなった」、「長い間勉強をやりとげた達成感があった」、「将来の目標ができた」、「成績が伸びるのがおもしろかった」「勉強のコツがつかめた」、「おとなになった感じがした」、「切磋琢磨できる友だちができた」といった回答の割合が、ぜひその高校に入学したかったもののほうが、ほかに入学したい高校があったもより10ポイント以上高くなっています。逆に、ほかに入学したい高校があったものの回答の割合が高いのは、「もっと勉強をしておけばよかった」という後悔の念で、8割に上ります。

 現在中学3年生である生徒のみなさんも、これから学力はどんどん伸びますから、ぜひ自分の「行きたい高校」にチャレンジできるように努力してください。

高校受験に際して重視した項目

2013/04/06 Sat (No.1041)

 大阪の公立高校では4月8日の午後に入学式を行なうところがほとんどです。新入生は新しい生活に向けて、不安と希望が入り混じった複雑な心境かもしれません。ところで中学生はどんな思いで高校を受験したのか。中学校時代を少し振り返ってみましょう

 Benesse教育研究開発センターが今年の3月に「高校データブック2013」を刊行しました。そのなかに高校受験を経験した高校1年生3085人とその母親3085人を対象にした「高校受験についてのアンケート調査」の結果にもとづく興味深いデータが収録されています。(出典 「高校受験調査」Benesse教育研究開発センター http://benesse.jp/berd/center/open/report/kou_jyuken/2011/index.html)


 それによると「志望校選びで重視したこと」の第1位は、「自分(子ども)の学力に合っている」ことで、子どもの94.9%、母親の94.7%がこのように回答しています。同じ質問に対する第2位は、子どもの70.9%、母親の74.5%が回答した、「通学に便利な場所にある」ことです。

 全国の高校生とその母親に対するベネッセのアンケートですが、大阪では9学区制から4学区制に再編されたのち、交通の便がよい都心部の高校の人気が高まり、伝統校であっても交通の便が悪い周辺地方都市の高校の人気にかげりがでてきました。大阪の実情を如実に裏付ける調査結果のように思えます。2014年度の入試からは大阪では学区が全廃されます。アンケート結果をかんがみると、ますます高校間に格差が拡大し二極化することに不安を覚えます。

 母親のアンケート結果と子どものアンケート結果の傾向は、だいたい似ているのですが、両者で10ポイント以上差のある回答項目を見てみましょう。いずれも母親のほうがポイントが高くなっています。すなわち、「教育方針や校風がよい」子ども61.2%、母親72.9%、「学費があまりかからない」子ども58.3%、母親68.6%、「先生の指導が丁寧である」子ども48.3%、母親66.3%、「いじめや非行の心配がない」子ども43.8%、母親56.1%となっています。学校の教育の内容について母親がより関心を寄せていることが見てとれます。わたしたち教職にあるものも襟を正して耳を傾けなければなりません。

新入生モード

2013/03/18 Mon (No.1022)

 今日は雨の降るなか合格者登校がありました。いつもだと校門から下足室までクラブ勧誘のために在校生がならんでいるのですが、今日は見あたりません。雨が降ってきたので、渡り廊下での勧誘に制限されたとのことでした。

 わたしもそのなかに含まれるので責任の一端はあるのですが、体育館での生活指導、教務、保健、進路などの各部長先生からの話も結構時間がかかり、保護者も新入生も大変だったと思います。今日の登校から日を置かず、すぐにまた合格者登校があります。その時には芸術選択も確定していると思います。生徒証明書用の写真撮影も合格者登校の時です。

 大阪府ではスタディサポートを4月はじめに実施する高校が多く、そのための練習問題であるスタディチャージが宿題に出されることと思います。受験後合格発表までのんびりした時間を過ごした受験生も多いと思いますが、3月下旬からは新入生モードに切り替えてください。

明日は大阪府立高校の合格発表日です

2013/03/17 Sun (No.1021)

 いよいよ明日は、大阪府立高校後期入試の合格発表日です。試験がちょうど1週間前の11日でしたから、待ち遠しかったこと思います。かつては採点期間ももっと短く、試験3日後には合格発表をしていたのですが、採点ミスをなくすために採点と点検の期間を長くし、より慎重に合否判定をしています。

 午前10時に合格発表があり、午後には保護者同伴での合格者登校があります。クラスはまだ決定していませんので、受験番号順での集合となります。芸術は選択授業となり、芸術選択を最初に決めてもらうことになります。これをもとにクラス編成を行なう高校がほとんどで、その場合にはときに第2希望の芸術選択にまわってもらうこともあります。

 また体育館での高校生活についての諸注意や次回登校日までに記入すべき書類についての説明、そののち制服のある場合は制服の採寸、体操服や柔道着などのサイズあわせなど、明日するべきことはたくさんあります。おそらく夕方までは拘束されると思います。保護者の皆さんも合格者の皆さんも長い一日となりますが、合格を勝ち取った喜ばしい一日でもありますので少し我慢してください。

後期入試の実施

2013/03/11 Mon (No.1015)

 今日、大阪府立高校の後期入試が行われました。昨年より少し倍率が上昇したので不安を抱えて受験に臨んだ中学生もいるかと思います。ただ受験生を見ていると年々幼くなっていくような気がします。合学発表は3月18日午前10時です。合格者は午後から保護者同伴で登校することとなります。

 後期入試の日程が繰り上がったので、府立高校ではまだ終業式も行われていません。在校生と受験生を抱えながら忙しい日々を送っています。

2013年大阪府立高校後期入試志願者最終集計

2013/03/06 Wed (No.1010)

 大阪府立高校後期入試の出願が昨日締め切られました。最終集計が発表されています。(出典 「朝日新聞」 3月6日 朝刊)

最終

 最終倍率は昨年と比べて上昇し、希望調査と同じ1.25倍となりました。定員を充足しなかった高校も4校と昨年を大きく下回りました。前期入試の倍率は高いだろうと予測していたのですが、後期入試が1.25倍になるとは予測していませんでした。受験生にとっては5教科での受験となりますが、がんばってほしいと思います。

2013年度大阪府公立高校後期入試中間集計

2013/03/05 Tue (No.1009)

 大阪府立高校後期入試の志願者中間集計が発表されました。(出典 「朝日新聞」3月5日朝刊)

中間集計

 希望調査のときよりは出願率は下がっています。また昨年同時期と比べても低い出願率となっています。出願締め切りは今日までで、学力検査は11日、発表は18日となっています。

2013年度大阪府立高校後期入試希望調査

2013/03/02 Sat (No.1006)

 大阪府公立中学校長会から、府立高校の後期入試を受験する中学3年生の進路希望調査が発表されました。下の表をご覧ください。(出典 「朝日新聞」3月2日 朝刊)

公立後期希望調査

 多くの高校で希望者が減少するだろうというわたしの予想は外れ、全日制普通科107校の平均倍率は1.25倍となり昨年の1.17倍を上回りました。また希望者数が募集定員に満たなかった全日制普通科高校は17校となり、昨年の26校を下回りました。

 後期入試の出願は3月4日からです。実際の出願は希望調査の数とは異なり、希望者の多い高校から少ない高校へと流れていく傾向があります。

府立高校前期入試合格発表

2013/02/26 Tue (No.1002)

 2月末から3月にかけては、どの高校も大変忙しい時期です。今年は普通科高校でも前期入試が入ってきたため、とくに忙しくなりました。高校入試の業務で在校生たちが登校できない間に、私立大学の後期入試の出願が締め切られていきます。出願について相談に乗りたくてもできません。

 昨日は国公立大学の2次試験の日でした。そして今日は府立高校前期入試の合格発表日です。多くの高校で大学並みの倍率となり、多くの受験生が涙をのんだことを悲しく思います。しかしまだ後期入試があります。

 この時期にはまた高校1年生、2年生の学年末テストもあります。そして卒業式です。高校の前期入試は府立高校全体として高い倍率になりましたが、後期入試はどうなるのでしょうか。少しでも科目数を少なく、早期に合格を決めてしまいたい中学生は、私立高校に流れて、後期入試まで残っている生徒が少ないという予測もあります。
 

プロフィール

Author: 進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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