大阪府立高校2次募集

2016/03/19 Sat (No.1522)

 大阪府立高校では、定員を充足しなかった次の全日制の高校について2次募集をおこなっています。出願は3月23日午前9時から12時まで、同時に面接も行われます。合格発表は25日となっています。かっこ内は募集定員を表します。

 今年は、とくに工業系の専門学科の定員充足率が低かったです。いずれも工業高校からの伝統ある学校です。定員割れはたいへん残念に思います。

<全日制普通科> 北淀(11)●西淀川(112)●茨田(9)●泉尾(74)●大正(23)●勝山(42)●平野(8)●布施北(9)●柏原東(33)●長野北(10)
<全日制普通科単位制> 市岡(5)
<全日制専門学科> 大阪市立淀商業・商業(5)、同・福祉ボランティア(5)●市立鶴見商業・商業(11)●東大阪市立日新・商業(7)●岸和田市立産業・商業(13)●西野田工科・機械・電気・建築都市工学・工業デザイン(59)●今宮工科・機械・電気・建築・グラフィックデザイン(3)●茨木工科・機械・電気・環境化学システム(8)、同・工学系大学進学(17)●布施工科・機械・電気・建築設備(75)●藤井寺工科・機械・電気・メカトロニクス(15)●堺工科・機械・電気・環境化学システム(19)●佐野工科・機械・電気・産業創造(1)●大阪市立都島工業・電気電子工学(16)●市立生野工業・機械(3)、同・電子機械(30)、同・電気(33)●市立泉尾工業・電気(7)、同・工業化学(23)、同・セラミック(14)、ファッション工学(10)●市立東淀工業・機械工学(3)、同・電気工学(45)、同・理工学(64)●市立汎愛・武道〈スポーツ〉(23)
<全日制総合学科> 能勢(30)●松原(7)●貝塚(6)●東住吉総合(5)

府立高校一般選抜合格発表

2016/03/18 Fri (No.1521)

 今日は大阪府立高校一般選抜入試の合格発表日です。10時の発表に多くの受験生が集まりました。合格の喜びを渾身の力を込めて表現している者、小さくガッツポーズをとっている者、友人と抱き合って喜んでいる者にまじって、肩を落としその場から離れていく者もいます。

 また、複数の学科を有する高校では、どの学科での合格かも明らかにする必要があります。合格したものの、やや不本意な第二希望の学科での合格ということもあります。

 午後からは、保護者同伴での合格者登校があります。入学するにあたっての諸注意や連絡が、それぞれの分掌の長から行われるのですが、どの高校でもこれが長時間に及び、保護者も生徒もそれだけで疲れてしまいます。

自己申告書の危うさ

2016/03/17 Thu (No.1520)

 大阪府では今年の府立高校入試のボーダーゾーンの生徒の合否判断材料に自己申告書を利用します。自己申告書が、各高校のアドミッションポリシーに極めて合致する者を優先的に合格させるわけです。しかし、この自己申告書が非常に曲者なのです。自己申告書には、自分で書いたと思われるもの、中学校の先生の指導や修正が加わっていると推測されるもの、さまざまあると思われます。中学校によって、指導の体制が異なっているのではないでしょうか。そうであれば、自己申告書を使用するのには、不安を覚えます。

 次に記載の内容についても、その客観性の担保が難しいのです。例えば、自己申告書に英検2級所持、クラブ全国大会何位と書いてあっても、それを確かめるすべがないのです。大学のAO入試の場合は、資格や成績の記載には、それを客観的に証明する文書の添付を求めています。しかし、大阪の高校入試では、そういった客観的資料の裏付けは必要ありません。そんな状態で、「自己申告書」によって、いわば「飛び入学」の形で合格が決まります。もちろん虚偽の記載はないと思っていますが、実際には、記載できるだけの記録があっても記載をしなかった生徒もいるのではないでしょうか。
 
 大学のAO入試では、「志望理由書」にもとづいて、面接試験が行われます。それを見ながら受験生に質問を投げかけ、受験生の実態を把握することができます。しかし、大阪府の高校入試においては、面接試験はないのです。自己申告書が、かりに多分に大人によって「脚色」されたものであっても、それを信ずるしかありません。受験生を面接することはできないのです。
 
 このように客観的基盤を欠く可能性の高い「自己申告書」の導入は、非常にあいまいな要素を受験に持ち込むことになります。一方で、非常に厳格な答案の採点をもとめながら、他方で、非常にファジーな「自己申告書」を採用することは矛盾していると考えられます。

 毎年、入試制度改革を行う「朝令暮改」の大阪府教育委員会のことですから、また来年の入試制度も改革されているかもしれません。

採点作業

2016/03/12 Sat (No.1515)

 今日は春の訪れを感じさせる暖かい日です。庭の梅はすでに散ってしまい、モクレンがつぼみを開こうとしています。

 絶好の行楽日和であるのに、私の高校を含め、多くの大阪府立高校では、今日もまだ入試問題の採点の最中です。受験者が増え、書かせる問題が多くなったことも相俟って、休日返上で採点に当たらないと、ポーターーゾーンでの自己申告書のチェックを含めて発表に間に合わないのです。
 
 クラブ活動もしばらく中止です。発表までまだまだ作業することは多いです。

2016年大阪府立高校一般選抜入試問題

2016/03/11 Fri (No.1514)

 今年の大阪府立高校の一般選抜入試問題は昨年までとは変わって、英、数、国の3教科では難易度別にA、B、Cの3問題が準備されました。高校によってどの問題を選択するかは、あらかじめ示されています。

 大阪府立高校の入試問題は、一般的に少し難しいのですが、今年のC問題はとくにむつかしくなりました。大学によっては大学入試問題として出題されそうなものもあります。国語においても、今までは作文が出題されていたのに、今年は小論文として出題されています。

 小論文として文章を書くためには、自分の意見を述べることはもちろんですが、その理由を読者にわかるように論理的に書くことが必要です。中学生には慣れていないのか、今までの作文のように、自分の意見を書いたあと、体験や感想だけを述べているものが多いのではないかと思います。


プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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