難しくなった中堅私立大学入試

2019/03/03 Sun (No.1659)

 昨年度の入試から、総定員8000人を超える大学において、定員の110%を超えた入学者が出た場合に、私学助成金を全額カットするという政策が実施されています。今年はさらに厳しく入学定員をコントロールする予定でしたが、その政策は回避されました。とはいえ、昨年同様、今年の入試も、私学は入学定員を超過しないように合格者数を絞り込んでいます。

 わたしの高校でも、今までの入試であれば合格するとみられた成績の生徒が、この一般入試で不合格になってきています。とくにその傾向が強いのが、、関大や近大の受験生です。同志社大学の合格者数は、例年とそれほど変わらないものの、中堅上位校である関大や近大に、合格しにくくなっています。より上位校をはじめ、関大や近大自身が、合格者数を絞り込んだ影響が出ています。

 近大に不合格であった場合浪人するという生徒が多いわたしの高校では、今年は、浪人生が多く出そうです。まだ国公立大学の合格発表は残っているものの、今年は、厳しい受験状況となりそうです。

給付型奨学金の拡充

2019/02/27 Wed (No.1656)

 日本学生支援機構から、2020年度に大学などに進学を予定している者を対象に経済的支援の拡充が予定されている旨の連絡がありました。それによると、住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯に対して、授業料の減免(私立大学で授業料年額70万円を上限とする)および給付型奨学金の給付の拡充(私立大学自宅外生で年額約91万円を給付)とが内容となっています。

 住民税非課税世帯の目安は4人家族で年収約270万円となります。また年収約300万円までは住民税非課税世帯に対する支援の2/3の額、年収約380万円までは住民税非課税世帯に対する支援の1/3の額の支援が予定されています。

 これらの支援のうち、給付型奨学金については、学校ごとの推薦枠は設けず、また各学校ごとの推薦基準の策定も不要であるとされています。すなわち、低所得者世帯に該当する場合は、申し込みがあれば、どの生徒でも支援機構に推薦できるということです。奨学金の案内書類の高校あて発送は6月初旬となる見込みで、現在、学期初めに行っている生徒や保護者向けの説明会は6月以降に遅延されることでしょう。

 支援の全体像は以下の表をご覧ください。支援法案については、2月12日にこの通常国会に提出されています。(出典「高等教育段階の教育負担軽減」文部科学省)

高等教育支援


国公立大学前期試験

2019/02/25 Mon (No.1655)

 今週は忙しい週です。今日は、国公立大学前期試験実施日です。わたしの高校からも多くの生徒が受験しています。センター試験で試験の半分は済んでいるのですから、あとは、自信をもって挑んでほしいと思います。

 水曜日に卒業式の予行があり、木曜日は71期生の卒業式です。そのころには、私立大学の合否も判明しています。これも多くの生徒が希望の大学に合格していることを祈っています。

 そして、金曜日からはいよいよ高校入試の出願です。出願は3月1日、4日、5日の3日間。志願書受付は1日と4日は9時から16時まで、5日は9時から14時までです。志願状況については、またこのブログでお知らせしたいと思います。

2次試験の出願

2019/02/04 Mon (No.1652)

 センター試験から2週間がたちました。国公立大学の2次試験の出願締め切りは、2月6日17時必着です。願書を取り寄せ、受験料を支払い、出願した昔と違って、ウェブで出願できる国公立大学が多くなりました。受験料もインターネットで支払うことができます。
とはいえ、調査書など出願書類は郵送する必要があります。

 各大学の入試情報は、国立大学協会のホームページから見ることができます。皆さんの健闘をお祈りしています。

2019センター試験予想平均点

2019/01/23 Wed (No.1651)

 各予備校から、センター試験の予想平均点が発表されています。河合塾、ベネッセ、東進ともほぼ同じ値となっていますので、これが実際の平均点と近いと思っています。

2019.jpg

 5教科7科目900点満点では、文系570点、理系575点くらいが平均点です。

センター試験の問題の検討

2019/01/21 Mon (No.1650)

 今日は、午後から3年生はセンター試験の自己採点です。わたしは、1年生の現代社会の授業があったので、早速今年のセンター試験の問題をpdfにして、プロジェクターで投影し、生徒たちと検討していきました。

 今まで習った範囲からどんな問題が出題されるのか、実際の問題を見せ、生徒たちと考えていきます。何番の選択肢が正しいと思うかクイズ形式にして手を上げさせると、多くの生徒が興味をもってこたえてくれます。正解する生徒が多くいました。センター試験の問題はそれほど難しくないのです。最高裁での違憲判決についての問題でも、選択肢のどの部分が間違っているのか答えてくれます。刑事訴訟手続きに関する問題もほぼみんな分かっています。

 大手予備校の現代社会の平均点予想は57点くらいです。しかし、既習の問題なら 80点くらいは取れそうな感じです。80点取れれば、関西のほとんどの国公立大学は合格するよ、とおだててやると嬉しそうです。このモチベーションを3年まで持続させることができるとセンター試験はちっとも怖くありません。生徒たちを頼もしく思えた1時間でした。

センター試験が終わりました

2019/01/20 Sun (No.1649)

 センター試験が終わりました。まずは、お疲れさまでした。わたしも昨年の春からセンター試験講習を3年生に対して行っていたのですが、今日、問題を見て、いくつか的中していた問題があったので、一安心です。

 やがて、各予備校から平均点の予想などが発表されると思います。また、あすは学校で自己採点をして、その結果を受験産業に送るという仕事があります。今週の後半には、自己採点に基づいた合格可能性がわかるはずです。

 思うように実力が発揮できなかった場合でも、丹念に受験校を拾っていくと、私立大学も含めて合格可能性が高いところが見つかります。入試もあと少し、4月に志望校の校門をくぐっている自分を想像して、がんばってください。




プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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