昨日は年度ごとの「高校新卒者の求人・求職状況の推移」を載せましたが、それでは2015年9月での各都道府県の求人・求職状況はどうなっているのでしょうか。これについても、JSコーポレーションから資料が届いています。(出典 「高校新卒者の都道府県別求人・求職状況」 進路データ vol.608 JSコーポレーション)

どの都道府県でも求人倍率は上昇し、鹿児島と沖縄を除く都道府県では、求人倍率が1を超えているのがお分かりいただけると思います。とくに東京はオリンピックの影響もあって、5倍を超える求人倍率となっています。
JSコーポレーションから、高校新卒者の求人・求職状況の推移が先月届いています。(出典 「高校新卒者の求人・求職状況の推移」 進路データ Vol.607 JSコーポレーション)

2015年9月の求人倍率は1.83とリーマンショック以前の状態をも超えました。第1回就職試験が始まる9月時点での求人・求職状況ですので、進路変更する前の高校生の就職希望者の実態を表しています。
昨日、大阪府立体育館で合同求人説明会が行われました。参加企業は115社と盛況です。同一事業所が複数の求人票を出しているので、今までの年と比べて求人件数は非常に多くなっています。わたしの高校では、10月になって就職希望に変更した生徒が1名出たので、就職担当の先生が付き添って参加してこられました。
あとで『合同求人説明会求人情報一覧表』を見せていただきましたが、分厚い冊子になっており、事業所についてのカラー写真での紹介もあります。不況の年には、求人も介護職が中心でしたが、今年の一覧表では、介護職も多いものの、製造業・販売業・運輸建設業・サービス業と多岐にわたっています。高卒の求人状況が確実に改善されているのがわかります。
合同求人説明会に参加した企業に応募する場合は、高等学校を通じて11月25日までに応募書類が事業所に届くようにしなければなりません。それまでに、職場見学に行くことを考えると早く決断することが必要です。
JSコーポレーションから、過去10年間の高校新卒者の求人・求職状況の推移が送られてきました。(出典 「進路データVol. 571 」JSコーポレーション)

2014年9月の求人倍率は1.59とリーマンショック直前の状況を超えました。求人数は、リーマンショック以前ほどは多くないですが、求職者数が減ったこことも、求人倍率を高めている原因です。就職をあきらめてしまう生徒がまだいない、第1回就職試験が始まる9月時点での求人・求職状況ですので、信用度の高いデータです。
今日は合同求人説明会の日でした。幸か不幸か、わたしの高校からは参加する生徒がいなかったので、わたしは学校での一日を過ごすことができました。
事前に各学校に配布された資料によると、参加事業所数は138とリーマンショック以降、最高となっています。また各事業所あたりの求人数も増加しています。介護職の求人が多いのは、例年通りなのですが、製造業や販売・サービス業の求人も近年にない数となっています。
いつも通りであれば、合同求人説明会に参加した生徒には、受付で参加企業の求人票をまとめたものが配布されることになります。求人票で条件を確認しながら、各自、それぞれの事業所のブースを回るわけです。対面で各事業所の説明を聞くことができるので、生徒にとって、大変参考となる説明会です。WEB求人よりは、採用可能性が高いと思います。
大阪では11月5日に、高校生のための合同求人説明会があることを先日お知らせしました。教は近隣の各府県での合同説明会の状況もお知らせしたいと思います。(出典 「平成25年度『高校・中学新卒者の求人・求職状況』取りまとめ」厚生労働省)
昨日、就職担当者のミーティングがあり、就職指導の先生に出席していただきました。2014年卒の求人状況は昨年比13.5%増(6月20日~6月30日はローワーク届出)ということです。
わたしの高校でも、新たな指定校求人がありました。就職希望生徒にとって、希望する就職先があることを切に祈っています。今日は帰りが遅くなったので、これくらいにさせてください。