大学新設申請の取り下げ

2016/09/28 Wed (No.1539)

 大阪キリスト教短期大学が、2017年度入試から幼児教育学科の募集定員を100名に半減し、新しく大阪キリスト教学院大学 こども教育学部を新設して80名を募集するというという情報が、わたしの高校にも届いていました。

 ところが、新設について、大学設置・学校法人審議会の答申において審査継続となり、それを受けて設置認可の申請が、取り下げられることになりました。9月14日付でわたしの高校にも連絡があり、またホームページにもその旨記載されています。その結果、今度はキリスト教短期大学の定員をもとの200名にもどし、指定校推薦入試、公募制推薦入試とも枠が拡大されることになりました。

 大阪キリスト教短期大学は、大阪では幼稚園教諭や保育士養成の教育に定評のある短大ですから、ある意味でホッとした受験生も多いのではないかと思います。わたしの高校でも、幼稚園教諭を希望する生徒のなかに大阪キリスト教短期大学の受験を考えている人もいます。
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センター試験の志願票を書き損じたら

2016/09/27 Tue (No.1538)

 センター試験の志願票を書き損じてもあわてる必要はありません。高校には予備の志願票がありますから、それを使ってもよいのですが、大学入試センターでは、志願票を機械で読み取らず、手作業で入力していますので、記入ミスがあれば、二重線を引き余白に訂正することで十分です。訂正印も必要ありません。ただしあまりにも書き間違いの多い場合は、読み取る人のことを考えて、新しく書き直したほうがいいでしょう。

 書き間違いが多いのは、姓と名の間を1マスあけていなかったり、濁点・半濁点に1マス使用していなかったり、電話番号にハイフンを使用していなかったりする場合です。また、「検定料受付証明書」を貼り付けたのちに間違いに気づき、新しい志願票に記入しなおす場合でも、払い込み済みの「検定料受付証明書」の部分を志願票ごと切り取り、新しい志願表に貼り付ければ問題ありません。

 なお、志願票提出の前には表裏ともコピーをとっておいてください。そうすることによって、のちに高校あてに届く確認はがきに録科目の記載ミスを発見した場合、速やかに対応することができます。なおやむを得ない場合にスマートフォンで自分の志願票を撮影しておくことを許している高校もあります。
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私立大学希望の人もセンター試験を受験しよう

2016/09/26 Mon (No.1537)

 いよいよ明日から、大学入試センター試験の出願期間が始まります。高校生のみなさんは、すでに学校に志願票を提出したことと思います。センター試験は国公立大学を受験する人のためだけのものではありません。ほとんどの私立大学がセンター試験を利用した入試をおこなっています。そのなかにはセンター試験を受験しておくと大変有利になる場合も多いのです。とくに1科目でも得意科目がある人にとっては好都合です。

 たとえば関西大学のセンター利用入試(前期)では「ベスト3科目傾斜配点方式」という入試があり、センター試験で一番成績の高い科目を400点換算し、それ以外の2科目を200点、200点で合計して合否を決するというものです。400点換算する科目は、地歴公民や理科でもよく、歴史の得意な人、生物の得意な人でも有利な条件で受験できるのです。また、近畿大学のセンター試験利用入試(C方式)では、センター受験後に出願できる中期入試では、センター試験の高得点3科目の合計で合否を決定します。それ以外にも、高得点の1科目を重視する大学は多く、センター試験受験後にベネッセのコンパスなどで調べてみると合格可能性の高い大学が数多く見つかります。

 私立大学の受験しか考えていない人も、センター試験にはぜひ出願しておいてください。
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2016年卒高校生の都道府県別就職決定率

2016/09/23 Fri (No.1536)

 JSコーポレーションから、2016年3月高校卒業生の都道府県別就職決定率の資料が送られてきましたので紹介します。(出典「進路データ」Vol630 JSコーポレーション)

2016就職決定率

 このブログで、5年前にも就職決定率のデータを載せたことがあるのですが、その時と比べて就職決定率は4.5ポイント上昇しています。高校では、9月から11月の就職試験に不合格であったものが、就職ををあきらめて進路変更を行うことがままあるので、3月時点での就職決定率が必ずしも就職状況を正しく反映しているとは限りません。しかし、今回の資料を見る限り、全国の就職者の合計数も増加しているので、就職状況が好転しているのは間違いありません。

 厚生労働省の資料によると、2011年3月卒業時点の求人倍率は1.24、2016年3月卒業時点での求人倍率は2.04となっています。
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2018年大阪府立高校の統廃合

2016/09/21 Wed (No.1535)

 9月初めに大阪府教育委員会は、2018年度から府立高校2校の統廃合と1校の分校化を発表しました。泉尾高校と大正高校が泉尾高校の敷地内に統廃合、北淀高校と西淀川高校が北淀高校の敷地内に統廃合されます。また能勢高校が豊中高校の分校となります。いずれの高校も今年の入試では定員に達していませんが、実際に統廃合される高校の生徒や卒業生にとってはやりきれない思いがあると思います。

 大阪府の中学3年生の数が年々減少しているので、ある程度の統廃合は仕方がないかもしれません。しかし、定員を充足しない高校は、統廃合の対象とはせず、勉学に対する生徒の意欲を引き出すために、募集定員を減らして少人数クラスを編成するという選択肢もあったはずです。大阪府では、今年の入試では池田北高校と咲洲高校が募集を停止しました。

 文理学科を有する進学校を優遇し、教育状況の困難な高校を切り捨てていくことは、公教育の正しい道といえるのでしょうか。

追記 最初の記事では、2校の統廃合を2017年度としていましたが、2018年度の誤りでした。訂正してお詫びいたします。2017年度募集停止となるのは西淀川高校です。

 
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プロフィール

Author:進路ルーム
京都の大学で大学・大学院と8年間を過ごし、高校の教師となりました。文系ですが、コンピュータ大好き人間。人間(生徒)に倦むと機械(コンピュータ)が恋しくなり、機械に倦むと人間が恋しくなります。

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